
秋の黒部ダム
私が卒業した高校・大学は、偏差値的には高いとは言えません。
また、在学中の成績もよいとはいえません。
だからこそ感じるのですが、今の世の中は「勉強ができればできるほど、楽に生きることができる」と言えます。数学・理科、歴史などの教科ができると楽さが高まる。
でも決定的なのは「読み書き」。
読み書きが得意だと、どこでも稼ぐこと、暮らすことができると思います。
ただし、現代社会の読み書きは、いわゆる「国語的読み書き」の範囲にはとどまりません。外国語やプログラム、データや数式も読み書きです。
そういう広範囲の読み書き、つまり「文字情報の受信発信」ができれば、とりあえず食うには困ることはない。これに加え「音声情報によるコミュニケーション」、つまり対話・会話・議論(試験で言えば面接)ができれば、組織で働くことやリーダシップを取ることもできる。youtubeで収益を得ることもですね。
私が幸いだったのは、高校・大学の水が合っていたこと。どちらも私立でしたが、上下関係より人間関係や個を大切にし、生徒を放牧してくれる校風でした。
とくに大学は、入学早々に教授から、「授業に出ている時間があったら図書館で本を読みなさい」「夕方になったら居酒屋に行って朝まで語り合いなさい」という指導が入ります。今なら文科省大激怒ですが、この言葉に「学び・研究の本質」を感じました。
「図書館で本を読む(読み書き)」「居酒屋で朝まで語り合う(コミュニケーション)」なんですね。そう考えると、私は「勉強は自分でするもの(読み書き)」「大学は勉強以外のことも学ぶ場所(コミュニケーション)」という古き良き学問・研究の最後の世代だったのかもしれません。
そんなこんなで、私は「自分のペースで学びを進めること」「読み書きのスキルを身に付けること」ができました。これが「公務員という組織の中で生き残った要因」と言えますし、「早期退職しても原稿書きで小銭を稼ぐことを可能にしている」といえます。
ひきこもり系で、組織への適応力やコミュニケーション能力が高いわけでもない私が、充実した(?!)早期退職生活を送れているのは、読み書きのスキルのおかげのようです。
もちろん、読む×書く×話す×聞くの4つが揃えば一番よいです。
全部そろえば、人生楽になる。
でも、このうち2つが揃えば何とかなる。
その2つが読む×書くであれば、とりあえず食うに困ることはない。
今は、文字だけでなくデータも読めるようになりました。株の動きは微積ですね。
そうか、数学ができれば資産を増やすこともできるんですね。