
昨日は、午後2時ごろに昼寝に入ったと思うのですが、目覚めると夜8時でした。
これはこれで理想の暮らしです。
5~6月はスランプのようですから、無理せず、予定を立てず、計画性なく、感覚に従って暮らそうと思います。
そろそろ高校生の学習支援が始まります。
いろいろな質問やら何やらが届き始めました。
その中に授業料無償化に関するものがありました。
個人的には反対です。もちろん、それで助かる人がいることやある程度の効果があることは認めます。
でも、学力向上には効果がないと言えます。
で、この生徒さんのいるチームには、学力向上に効果のあるお金の使い方をテーマに議論してもらおうかと思っています。
昔は、貧困から脱するための方法の一つが学問でした。そのゴールが「末は博士か大臣か」ですね。ただ、今は博士課程まで進んでも、そこでチャンスをつかめるのは限られた人です。大臣になることも政権与党の中では年功と当選回数の序列という要因が大きいです。帝国大学法学部を卒業すれば弁護士という時代は終わったわけで…。
というか、そもそも博士・大臣を人生のゴールとか出世のシンボルという発想が…なわけで。正確には博士・大臣がスタートですからね。
では、貧困対策をどうするか。
これは、かつてアフリカを中心として行われた途上国支援を調べてもらってと思います。その施策と、現代の日本で行われている施策を比較してもらうことからかな。
同様に、各自治体が行っている「人口減少対策に関する施策」を調べておいてもらおうと思います。それがどのような効果を生んでいるかですね。「人口が増えた」という自治体もありますがそれは少数。でも、人口増減以外の効果がある事例もあるわけで、それに気づいてもらうところからと思います。
そもそも授業料無償化は、貧困対策なのか、学力向上策なのか、格差解消なのか、そも目的と効果がはっきりしないのです。一番明確な効果は、提案した政党・政治家のイメージアップと選挙なんですね(ごめんなさい)。
そういうことを言語化しつつ、でも学ぶことが経済的に難しい人は存在するわけで、ではどうすればよいか…を高校生に調べてもらおうと思います。ちなみにチームには、「教育」「貧困・格差」「地域医療」などがありますが、これらの複数のチームが課題を持ち寄り、協働することが、解決に向けてのスタートになるはず。
ま、公務員時代にやっていたこととデザインは変わりません。でも、こうしたアプローチの乗った高校生さんの思考・発想ってすごいです。
そんなことを考えつつ、今日もどんより過ごします。