
宮城県仙台市の土地価格が上昇しているという記事を見ました。
でしょうね。
東北勤務時代、温泉・魚・肉・蕎麦のおいしさに「ここに定住」と思い、仙台市にマンションを購入しました。初めての不動産購入です。
ちなみに、築10年の中古マンション。購入価格は、新築時の半分でした。
このマンション、10年住んで売却しました。売却価格は購入時より3割ほど上がっていました。助かりました…。
それから10年経った今、このマンションの価格は私の購入時の倍、つまり「新築時と同じ」です。リフォームした部屋は、新築時より高額になっています。ま、確かに立地がよいですけど。
記事には、土地・不動産価格が、1.9倍くらいになっているとありました。
上に記した、私が所有していたマンションの価格変動と同じです。
したがって、もう仙台市の市街地では家を買えない、持てないという市民の声で記事は締め括られていました。
これは、あまりよくないですね。
仙台市は、コンパクトシティ化を進めていました。仙台駅を中心に、そこから発着する地下鉄(東西線、南北線)の範囲内にということです。仙台を訪問した方は、仙台駅近くにタワーマンションがたくさん建っているのをご覧になったと思います。駅周辺に人口を集めようとしているのですね。
でも、その範囲の土地・不動産価格が上がっています。
ではどうすればよいか…。それぞれの地下鉄終点駅の先なら買えます。あるいは、仙台市以外で暮らす。
宮城県は人口200万人ですが、仙台市に100万人が集中しています。ちなみに、人口2位が石巻市(約15万人)、3位が大崎市(5万人)。つまり、仙台市以外はスカスカ。
というわけで、仙台市以外の市町村は人口増を目指して「子供は18歳まで医療費無料」など様々な優遇措置を行っています。自然減は止まりませんが、それで社会増を果たしている自治体もあります。
ということは、宮城県に何が起こるかというと…
全体の人口は減るのに、人口は拡散するのですね。
これは、コンパクトシティ構想を覆し、インフラの維持にお金がかかる状況に進みます。しかも自家用車がないと暮らせないところに住む人が圧倒的多数になるわけですから…。
松本市の土地・不動産価格を見ると、市街地エリアが上がっていました。
私の住んでいるエリアも約7%上昇。中古で購入し5年経過した私のマンションも、購入時より150万円ほど上がっていました(二度見しました)。
ま、いずれこの状況は弾けると思うのですが、東京だと山手線の中の物件が下がらないとか言われているそうで…。となると地方都市も市街地・駅近物件なら同じ傾向になるかもしれません。
それは人口の拡散につながるので、インフラ整備にお金がかかりますね。
気が付けば、公務員を辞めてもう8年目です。
ただ、当時予想していた未来の悪い方のシナリオが可視化されていることも多く、これもその一つ。
予想していたなら、仙台のマンションを今売れば大儲けだったわけですが、管理費・修繕積立金が結構な金額になっていることや、賃貸に出すにしてもその面倒さを思えば、ま、いいかな。
そもそも高く売れても、購入価格が上がっていますから手元に残る金額はむしろ厳しいかもしれません。
ま、投資信託も回復してきましたし、ドルは…ですがユーロが頑張ってくれています。宮城県ではないのですが東北巡業の打診もありますので、機会があればちょっと寄ってみようかと思います。
石巻で穴子丼だな(笑)。