
外食を避けていますが、今日は外出もままならそうです。
夜明けの段階では雨でしたが、現在は雪。積もりそうな雪がしんしんと降り続いています。そして、S&P500もしんしんと下がり続けています。
先ほどデータが届きまして、今日からお仕事再開です。〆切まで2週間ありますが、今週中に片付けてしまおうかと思います。来週は少しふらっと出かけたいなと。
学習支援をしている高校生から質問が来ていまして(これは、生徒さんが自己の問題意識を問いにするためのトレーニングだそうです)、それもちょっと考えないとです。
質問の一つに、選挙・投票率の低下をどうするかというのがありまして…。
まず、「投票率が下がっているのはなぜか」という問いにする。そしてこの「問いについて調べる・考えること」としようと思いました。すると先生を通して「(私さん)はどう考えているか、一つ教えて欲しい」と返ってきまして、さてどうしたものかと考えています。
ひとつには、「議会が一部の利益のための決定機関になっている」「議員が自分の支持者の要求を議会で通すことが議員の仕事とと思っている」と考えています。
議員は選挙に落ちればただの人なわけで、しかも落選した場合、自分を支持してくれた人からの非難もあり、地域によってはもうそこでは暮らせなくなることもあるわけで、現実的には選挙で当選することが自らの政治活動になっている人が多いことはみなさんご存じのとおり。となると支援者・支援団体の利益になるような動きが中心になってきます。そうなると「公共の実現」「未来を根拠とした思考」「課題解決への努力」とは乖離してきます。
そういう政治家・議会の動きというのは、おそらく本人が考えるより多くの市民に見えているんですね。これはたとえば、「自分のクラスの担任の先生が、一部の生徒の意見だけを重視する、贔屓する」「部活動の顧問が、一部の部員だけを優遇し実力以外の要素でレギュラーを選択する」と同じです。
その時、あなたが「一部の生徒でもなく、一部の部員でもない」として、しかし「クラスの課題を意識して行動している、優遇されている部員よりも実力は明らかに高いがレギュラーになれない」とします。どうしますか??
もちろん、担任や顧問に対して声を上げる人も多いでしょう。
でも、諦める、見限る、この場では大人しくしておいて次のステージに行く準備(たとえば受験勉強とか)に集中するとなる人もいるでしょう。
投票に行かない人の多くは、無関心なのではなく、日本の未来を諦める、現在の政治家たちを見限っている人と言えるでしょう。ならば、お仕事を頑張ってお金を貯める、給与を上げる、親の欲しいものは諦め子供の教育にお金を遣う…と考えることになります。これは、自分の身は自分でを守るという現実的な対処であり、正しい判断と言えます。
むしろ、地域課題・日本の将来の課題の解決にすべきことに対して思考停止状態となり、所属政党や支援団体の利益に貢献することだけを考えている政治家の方がおかしいです。そして、そういう状況は高校生にも見えていると思います。このように思考停止した政治家のことを政治屋ということもできるでしょう。
とりあえず、現在高校2年生で春から高校3年生になるみなさんは、まもなく投票権を獲得します。他者の投票行動を喚起することを考える前に、まず自己が誰に投票するかを考えてはいかがでしょう。政治家と政治屋とを見分けましょう。その際、政治家の支援とか政治論が好きな大人とは距離を置きましょう。そういう人の考えの中には「古い発想・理不尽には耐えろ・若い奴は黙ってろ我慢しろ!」が多いです。それがあなたの先入観になってしまうと、思考にバイアスがかかってしまいます。
また、ネット上の情報は玉石混交です。できれば多くの仲間で情報を共有して、その中から事実・真実・論点を明確にできるとよいでしょう。
一部の利益を誘導することを見てしらけているというのが私の個人的意見です。
そこで、自分もその一部となって自分の利益を確保するという方向には進まないでください。俯瞰的な視野から日本の課題を捉えること、そして自分と同じ課題を共有できる大人・議員を探すことが投票行動につながると思います。所属政党やイデオロギーも気にはなりますが、そういう段階で思考停止するのではなく、その政治家の持つ「課題意識」を見極めてはいかがでしょう。
その政治家に「課題意識が見当たらない」なら問題外ですね。
所属政党の利益、支援者の声の代弁しかしないのも問題外。
投票する人も、される人も、思考停止していないことが大事です。
そして、決まったら期日前に投票をしてしまえばよいのです。
くらいでどうでしょうかね。もちろん、個人の意見を聞きたいということでしたので、少し極端に表現しています。もちろん、これが正解ではないですし、もし正解だとしてもそれは投票率の低下に対する一つの要素に過ぎません。
生徒さんが、より多くの要因を考えてくれるといいなと思います。
これは、その例題ということで。