
2020年4月から早期退職生活が始まり、その年の11月に「原稿書き仕事」を得ました。翌12月に松本移住を決め、2021年5月から松本暮らしが始まりました。
ここで4度目の冬。気が付けばクリスマスが終わっていました。
早期退職×在宅ワークになると、曜日や祝日の感覚が失われます。
今日が何月何日かよりも「〆切まであと何日」の方が日常の感覚。
そういう意味でも「四季の変化がはっきりしている信州暮らしを選択したこと」はよかったと思います。
今年は、よく言えば心身の変化、つまり衰えを実感することが多かったです。
学生時代は青春18きっぷで東京から尾道に行って瀬戸内の島めぐりをしたり、短期間ですがヨーロッパをぶらぶらしたものです。早期退職したら車で日本一周するぞと意気込んでもいました。ただ、日々移動しながらの旅がしんどく感じるようになりました。
最近は、地方巡業に出てもお仕事が終わるとまっすぐ帰宅。
昨年までは、終わってから数日プライベート旅行していたのですけどね…。
原稿書きも、一日に書く枚数を自分で制限するようになりました。
どんなに調子が良くても、決めた枚数に達したらそれで終わり。
そうすることで「質」が高まるというか、そうしないと質を維持できないのです。
唯一進歩したのは、散歩時間が長くなったことでしょうかね。
早期退職後は「自宅引きこもり×車生活」でした。その結果、自分でも不安になるほど歩くことが苦痛に。しかし移住後「上高地を歩きたい」と思うようになって市内を散歩し始め、大正池から河童橋まで歩けるようになりました。
今年は、普段車で行くスーパーにも徒歩で行けるようにもなりました。
足腰の衰えを防止することは重要です。ただ、将来的に徘徊になりそうという不安もあります(晩年の父がそれでえらい目に何度も会いました)。散歩も1~2時間という制限をした方がよいかもしれません。
精神的には、あまりよくない意味で過去の出来事を思い出すことが少し減ったかもしれません。今の暮らしを楽しんでよい、自分が幸福になってもよいとやっと思えるようになったようです(早期退職=敵前逃亡という昭和的意識と罪悪感があるのです)。
でも来年3月「(早期退職していなかったら)定年退職の日」がやってきます。その日が近づくと、いずれ辞めることに変わりはない、むしろ早期退職したことで現在の暮らしがあると思えるようになりました。すると罪悪感も和らいできます。
そんな感じで日々を過ごしていると、ドルとユーロが上がってきました。
元公務員がこんなことを言ってはいけないのですが、日本の将来にはあんまり希望を持っていません。外貨積立を継続しているのはそのため。一方で、高校生や民間の若手社員さんの持つ高い能力・価値観・センスには希望を感じています。ただ、組織の中では能力にふさわしい評価を得ていません。本人もそのことがわかっているようで、大人しくしています。そして「海外大学への進学、サイレント退職」になります。
能力にふさわしい評価をするスキルが組織に必要です。
組織には、大人の事情と利害関係とで能力を発揮できない人がたくさん眠っています。そういう人をマイニングして正しく評価する。一方で利害関係の取引で能力以上のポジションを得ている人も正しく評価する。その繰り返して日本に希望を取り戻せればと思う今日この頃。
では、今日も仕事に取り掛かります。