昨日の松本城
明日から、松本城のライトアップが始まります。
冬の松本は本当に寒く、とくに夜は外出する人が減ります。そんなわけで、市街地の商売の冬の売上は激減。この状況を何とかしないと…というわけで、お城のライトアップはその一つ。あと、昨年あたりから「冬、白馬に滞在する外国人観光客をバスで松本に連れて来るツアー」も始まっています。白馬では夕食のキャパが不足気味になっているそうで、これはナイトツアーですね。
冬のイルミネーションイベントは「寒さで家にこもってしまう人を外出させる~冬の経済活性化」の一つなのは全国共通みたいです。
さてさて、今年の収入が確定し、来年のお仕事もポツポツと入ってきました。
「これくらい稼げるってわかっていれば、もっと早く退職して今みたいな生活してればよかったね」と妻に言われましたが、公務員・会社員時代ほど稼げているわけではないです。妻子を養うとか、子供を私立に通わせるのは無理です、念のため。
ただ、私一人暮らす×社会保険料などを払う分には十分と言えます(納税時の精神的ダメージはありますが)。で、私一人暮らす分の収入しかありませんが、その分自由な暮らしを得ています。
現役時代「自分のできないことはできる人にお任せする」を心がけていました。周囲からは「人脈が太い」と言われましたが、それは「できないことができる人、知らないことを知っている人を探し続けていただけ」です(社交性が高いわけではありません、念のため)。ただ、早期退職してそういう人間関係は不要になり断捨離しました。
一人になって助かるのは、やはりネットと図書館ですね。AIと松本市図書館とがなければ、お仕事も卒論も進まなかったと思います。
ま、一人なので「できないことでも自分でやらないといけない」のは事実ですが、「できないことを、どのようにすればできるようになるかについての適切な情報」を得ることはできますし、知らないことはかなりの精度で知ることもできます。
そう考えると「ぼっち系・引きこもり系の暮らし」でも適切な情報を得て、通常の社会生活を営むことができるという逆説が成立します。高校・大学・大学院にも通信制はありますし、そもそもリモートワークも「通信制」。
学校生活や定時出勤して働くことの意味や重要性は理解しますが、それ以外の選択肢があることがもっと周知され、選択しやすくなるといいですね。
私の場合、ぼっち系・引きこもり系の暮らしになったことで、学びが進んでいる部分もあります。勉強とかパン作りとか。
世間の価値観からどう評価されようと「これはこれであり」と思えるようになってきました。思考や感情が落ち着いてきた、そんな年末です。