55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

日々雑感(女性の社会進出が悪用されない世の中に…)

 

 夕張市財政再建団体となったのは2007年。

 大きな話題となりましたが、それでも「夕張市の問題」という認識が強かったと思います。でも、もし今、同規模の自治体が財政再建団体となったら…ですね。

 それは、他人事では済まないと思います。その影響は大なり小なり国内全体に及ぶ可能性があるからですね。ということは、都道府県・市町村の首長や議員に誰がなるかが、実は国内の他の自治体、それぞれの政治・経済・教育などの動向に影響を与えるってこと。

 要するに「俺の町のことに他の町の奴らが口を出すな」というわけにはそろそろいかない状況になりつつあると言えるでしょう。逆説的なんですが、国は自治体に自立を求める方向性を打ち出していますが、人口減少とグローバル化によって「遠くの出来事でも私に影響がある状況」になりつつあると言えるでしょう。

 

 地方で仕事をする時は、「地元のルールを尊重し、地元の偉いさんに気に入ってもらって…」というセオリーがあります。郷に入っては郷に従えですね。それは本当です。

 ただ、東京から地方に派遣されるときというのは、「地元のルールだけでもうもたない、そもそも地元の偉いさんが財政赤字の原因」ということも多く、セオリーとおりでは仕事にならない時もありました(だから、スケープゴートとして東京から派遣されるという意味もあるのですが)。

 

 いわゆる「ローカルルール」では、健全な自治体運営が維持できないのです。

 そこで「グランドルール」を移植するのが私のお仕事。

 ただ、その現実は「グランドルールによる運営を実現する」ではなく、「ローカルルールによる限界を知ってもらう」にとどまります。

 あと、その時注意していたのは、「勝ち目が低い戦いに女性が利用されないこと」。

 これは妻から学んだのですが、女性の社会進出・女性の登用という名目であぶない橋を渡らせようとするケースは少なくない…。たとえば新規事業とか、風当たりの強い役職とかに女性を積極的に登用しようとする組織にはご用心ってこと。

 (対抗馬に女性が登場する選挙とかですね)

 

 ということを思いつつ、また一週間が始まります。

 とりあえず朝カレーを済ませたので、これからパンを仕込んで原稿書きに励みます。