
午前中は曇っていることが多い日々です
人はちょっとしたことで不安定になる(もちろん個人差はありますが)もの。
ただ、そのことに気づかない場合と、気づく場合がある。
私は、気づかないままに仕事を続けて、ある日自家用車での出勤途中、右足がアクセルを踏めなくなったことがあります。しかもその時、なぜ車が突然減速~停止したのかがわからず、車を路肩に停めてからその事実に気づくということがありました。
転勤である地方都市に赴任した時、移動先の職員Aさんから職場の人間関係の悪さ、住民の民度の低さ、上司の悪口…などを延々と聞かされたことがありました。それも事前の引継ぎ・初日・歓迎会と続くのです。
Aさんは机が隣、つまりがっちり同僚なのですが…本人に悪気はないというか、教えてあげるという親切心、自分が抱えている愚痴・不満を冗談めかして話題にする…つそれがAさんなりのコミュニケーションだったようです。
でも、私は「新しい環境には先入観なしで入りたい」というタイプなので、相性的には最悪。また、Aさん悪気はないのですがそういう人なので、職場の人からも華麗にスルーされているらしく話し相手は「新しく来た人」になるんですね。
あの都市での2年間は、散々でした。
自分でも、心が不安定なこと、肝心な時に判断を誤るという自覚がありました。
幸い、上司がそのあたりのことを察してくれていて、きっちり2年で東京に戻してくれて助かりました。地方赴任すると「ここにずっといたい」と思うことの方が多いのですが、あの時だけは「東京に戻りたい」と思いました。
もちろん、これは私の個人的傾向であって、人によっては「そんなことで!?」ともなるのですが、私の場合は「先入観、悪口」に弱いのです。
早期退職×地方移住生活の場として松本に来て数年経ちます。今の暮らしの心地よさは、松本に知り合いがいない、そもそも長野県に住んだことがない、信州には個人的によいイメージがあることが大きいかもしれません。
要するに「ネガティブ情報」が入りにくい状況にあるんですね。
そういう意味ではテレビを手放したのもよかったかもしれません。午前・午後のワイドショー番組はネガティブ情報、結構多いですからね。
ファシリテーションの勉強始めた時(というか始めようと思った動機ですが)、どうやって職場・組織・チームを明るく前向きにするかをいろいろな人に聞いたりもしました。当時、チーム力を高めるのは「組織の結束・掟・厳しさ」という価値観がまだまだ強かった頃です。それを否定するわけではありません。
でも、成果・結果を「出し続けている人」に共通していたのは「チームによい空気を送り続けること」だったんですね。上からの管理ではなく、個々の主体性を発揮しやすい空気感を維持し続けること。
この考え方、私にはとても取り組みやすいものでした。
夜の飲み会をやめて、勤務時間内に上層階の景色のよい会議室を借りて茶菓子を用意し、それぞれ好きな飲み物を持って集まるってのは、まだまだ許されにくい時代でした。でも、やってみると明らかに思考の質・個々のやる気・成果が高まるんですね。
(ただ、机に戻ると厳しい視線やお小言、時に嫌みが飛んできますが)
今は、それを一人でやっています(笑)
結束も掟もありません。
というわけでお仕事開始します。