
今朝の松本城
体調が少し悪く、飛び込み仕事があって原稿に追われる…という日々がやっと終わりました。
朝起きて散歩という生活リズムを取り戻したのが回復の要因。
歩くことは有酸素運動だと実感します。
玄関を出る時は寝ぼけて身体の節々が痛む状態ですが、1時間弱歩いて帰宅する頃には汗だくになり、今日の原稿の構想が立ち、半身浴してコーヒーを飲むとそのままお仕事に入れます。
いろいろ気になることは多いのですが、そちらには祈りと募金を捧げ、自分の暮らしとお仕事とを淡々と進めます。
学習支援をさせていただいている高校の先生から「今年は探究学習がなかなかうまく進まなくて…」というお話をうかがいました。
今年は、探究系の大きな大会で入賞したり、企業とのコラボ企画に選ばれていたりして、外部からは大きな成果をあげているな、うまくいっているんだな…と感じていました。
ただ、大きな成果をあげる生徒さんもいる中で、他者の成果にフリーライドする生徒さんも多いそうです。そういう生徒さんが議論を茶化したり、感情論で議論を破壊したりというケースが例年より多いとか。事実ではないことや個人的な先入観を根拠にする、あるいはそういうことを結論として、自分を正当化するためのディベートをふっかけるんですね。
発酵と腐敗とは同じ化学現象です。
納豆を、関西人の母は「腐って糸引いている」といいますが、納豆好きな人にとっては「身体によい発酵食品」。
勉強も同じで、とくに探究学習は「自分の頭で考えることができる生徒さんにとっては発酵」「受動的・依存的な思考が強めの生徒さんにとっては腐敗」と言えるでしょう。
肝心なのは、ここで「腐敗を止めようとしないこと」だと思います。
腐敗と発酵とは同じ現象。したがって「腐敗だけを止めること」はできないはず。
腐敗を止めれば発酵も止まるでしょう。
もちろん、フリーライダーを生まないためにはどうすればよいかを考え工夫することは必要ですが、だから探究をやめよう…にはしない方がと感じます。
というわけで、成果の裏にフリーライダーあり…というマーフィーっぽい法則で悩んでいる先生がいるというオチ。
これも成長の過程という俯瞰的な捉え方をした方が…とお伝えしたのですが、それでよかったですかね…。