2020年4月から早期退職生活が始まりました。
失業給付金で暮らしていたり、非課税世帯だった時代もあります。
ただ、失業給付金は年金・税金・保険など社会保障費の支払いで消えました。
非課税世帯になると社会保障費負担はぐっと楽になりますが、収入は厳しいです。
そんなわけで、早期退職資金を崩しながらの生活でした。
ただ、退職前の想定より資産を遣わずに暮らすことはできました。これは断捨離・ミニリスト的生活の賜物と思います。
昨年秋ごろから、資産減が止まりました。
収入が増えて支出が減るという理想的な暮らしになったようです。
昨今の円安、株高の恩恵もありますし、早期退職2年目から始めた原稿書きのお仕事の収入が増えてきたこともあります。
逆説的なのですが、節約を進めば進めるほど、お金を使ってよい部分もわかってきます。
早期退職直後は、闇雲に全方位的に節約していました。
これは結構ストレスもありますが、「修行」と思って頑張りました。
今年に入ってからは、節約できる部分は徹底的に、必要なことにはあまり躊躇わずお金を使うようになっています。それでもトータルで支出は減っています。
節約と惜しまずの見極めがやっとできるようになったでしょう。
また、ネットより安く買える地元のお店もわかってきました(これは散歩の成果)。
株や為替はいずれ暴落する時が来るわけですが、それでも積立は継続する、配当金を作っていくことで景気の循環の中を泳いでいこうと、そういう感じですね。
こういうことを現役時代にわかっていればな…というが恒例の悔い。
金融教育を学校で…という声もありますが、金銭感覚は家庭ですね。
はい。