55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

日々雑感(東京の変化、信州移住)

 

 都知事選は終わりましたが、選挙の検証はあまりされていないですね。

 選挙中は現職を叩き、選挙が終わると落選者を叩くという傾向を感じて、あまり上品ではないなと思いました。

 コロナでテレビを見なくなりましたが、都知事選でネットからも距離を置く暮らしになりそうです。

 

 個人的には、人口減少という課題意識を持ち、東京と地方との関係を再構築することでやがてくる東京の人口減少に対するソフトランディングを図りたいという主張に共感しました。

 ただ、選挙が終わっても、マスコミ・政治家でも、「人口減少×東京×地方」という関係性が理解できない、わからない、なぜそれが都知事の仕事なのという人がいることにちょっと違和感があります。

 ま、でも、これは東京と地方とを両方経験する・往復する経験をしないとピンとこないのかもしれません。

 

 高校生の探究学習のお手伝いをしていますが、地方の公立高校の生徒さんは暮らしている地域から課題を探してきます。東京の私立高校の生徒さんは課題を世界から探してきます。

 これは、地方の高校生の視野が狭いとか、東京の高校生の視野が広いということではないと感じています。暮らしている地域とのかかわりや、主とする情報獲得手段の違いがそこにあると思います。

 地方の高校生でも「国境のない医師団」をテーマにする生徒さんもいます。ただ、自分の体験を結びつけて考察することは難しいです。地方の高校生であれば「地域医療」の方が体験を交えた考察がしやすい。

 東京の高校生でも「神社の建築様式」をテーマにする生徒さんはいます。ただ、氏子組織が暮らしの中にはあまり残っていませんし、出雲・伊勢・鹿島などの神社に足を運ばないと考察が進みにくいという状況はあります。

 

 昔は、東京にいると何でも手に入る、何でもわかる、何でも解決できるというイメージがありました。夢の街東京ですね。

 でも、今は東京にいるから気づけないこと、見逃すこと、理解できないことが多くなってきているような気がします。また、東京が貧困や格差の発信源になりつつあるような印象も受けます。貧困や格差から逃れようとして地方から上京し、さらなる深みにはまってしまう…というケースですね。

 

 そういう東京の変化に気づいている政治家はいるのかな…と思います。

 地方の豊かさと東京の貧しさという逆説ですね。

 そんなわけで、公務員も東京暮らしも辞めました。

 落選者を叩くだけで、きちんと選挙の検証・日本の未来と東京の役割を再確認をしない現状にちょっと暗い気分。

 

 私は、信州で人生逃げ切り体制を固めます。