55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

日々雑感(思い出したこと)

           奈義町現代美術館の作品のひとつ

 

 この美術館は基本的に撮影OK。

 で、作品に大きな刺激を受けたようで、感覚が変化したというか、活性化したというか、身体と感覚とがつながったというか、とにかく自分の中で眠っていた感覚が目覚めたようです。そして、この感覚をそのまま持ち帰りたいと思い、昨日一日で一気に松本まで戻ってきました。

 

 岡山県津山市から長野県松本市は、約530㎞。

 神戸・大阪を通過するルートの方が距離的には近いですが、都市部の通過には時間がかかります。京都府舞鶴市から琵琶湖の上をかすめる北回りルートを選択し、岐阜市街地は高速でワープ(約2,500円)することで、日没前に帰宅できました。

 休憩時間も含めて約11時間。楽しかったです。

 

 ドライブレコーダーを付けてから、運転中の気持ちが安定しています。

 万が一の時、動画で事実が記録されているという安心感ですね。昔々、信号無視の車が私の車の右横に突っ込んできたことがありました。運転されている方が「自分が青だった」「身体が痛い」とかいろいろ難しい主張をされて面倒な思いをしたのは少しトラウマ。後日、相手方の保険会社が私(の職場に)に直接電話をかけてきたりして、どうも事故の状況が正確に伝わっていないか、職場に電話して公務員を困らせて交渉を有利に進めてやろう…みたいな魂胆も不愉快でした。

 ちなみに、休日のプライベートな時間のことでしたが、こういうことはトラブルに発展する可能性もありますから上司に報告をしておくのが公務員の習性なわけで、保険会社の判断としてはいろいろ間違いだったと思います。

 職場で受けた電話で、ちょっと誠意が欠けるのではないか、事故状況は正確に把握されていますかと返答したことを憶えています。私に瑕疵はないと思うのですが、当時の価値観としては9:1で納めるというのが公務員的にも穏便な解決と思っていました。ただ、相手は私の責任を大きくしたいようです。そうなると、時間はかかりますが10:0という主張で争うことになりますよということ。

 

 その後、こちらの保険担当者から9:1で決着したこと、そして相手の保険会社が私に直接会いたいと言っていると聞きました。私の保険担当者は実は大学の同級生で、これ面白そうだから直接会ってみようかとなりました(よい子は真似をしてはいけません)。場所は私の職場の1階のドトール、時間は昼休み。

 相手の保険会社は、私に電話してきた担当者とその上司。

 事故(不祥事?)は公務員にとって都合の悪いことだろうから交渉を有利に進めようとしたという担当者からのお詫びをいただいたのですが、上司としては公務員だから直接お詫びして…のようです。個人的には相手の職業などによって対応を変えることがあまり好きではありません。ただ、そういう個人的な価値観を根拠に不快感を相手に伝えるのも公務員としての立場では好ましいとは言えません。

 ぶつけてきたドライバーの対応が難しかったのではないですか、大変でしたねと若い担当者を慰労し、上司様には足を運んでくれたことに感謝と紙袋に入っている誠意らしきものは公務員として受け取れないことをお伝えしました。となりにいるのが私の保険担当者であることには気づかなかったようです。

 

 ドライブレコーダーの記録は、私の無罪も有罪も証明することになります。そう思うと安心感と慎重さとが導かれます。

 4万円のお守りと思えばつけてよかったと思う今日この頃。

 そして、もう公務員ではないので主張すべきことは…