
◆長年の思考習慣はなかなか抜けない
私の中には、「早期退職×無職」になっても、「世の中の役に立つことをしないと」という感覚がまだ残っているようです。ひきずっているというか、まだ抜け切れていない。せっかく「何もしない時間」を手に入れたのに、「何かしないとという無駄な使命感と罪悪感」があって、これが心を乱す。
この無駄な使命感と罪悪感とが、老害化の入り口(笑)。
気づいて言語化するのに3年かかりました。年を取るのは難しい。
◆昨日からお仕事再開したのですが…
いただいたデータが少なく、その分はあっという間に終わってしまいました。
いろいろあるようで、残りのデータは月曜日に届くようです。それまで、もう一度マインドセットなどを整えておこうと思います。そのことで、迷いなく、ミスなく、スピードを上げて、早めに進行して担当者の負担を減らせればですね。
お仕事については、こんな感じです。
①お仕事から学ぶことがあって楽しい
②担当者の手助け、困った時の代打になれば少しは役に立つかも
③自分からは売り込まず、いただいたお仕事を受領し、淡々と進める
◆世の中の邪魔にならないために
うっかり「貢献」の意欲を持つと、それは「邪魔」になる年齢です。
ですから、お仕事に関して営業はしていません。つながったのは偶然で、あとはいただいた案件を受領するだけ。昨年は、「信用を積み立ててもう少し稼ぎを増やしたい」という気持ちも生じました。
ただ、そういうことではなくて、「多忙な担当者の業務のサポートをする」「代打として緊急事態に備える」という気持ちの方が、落ち着きます。
また、お仕事とは言っていますが、私にとっては「学びの機会」でもあるわけで、そこに気持ちの中心を置かないと…ということを再確認ですね。
「頼まれたら断らない、頼まれなくても求めない」と考えると、現在いただいているお仕事の「幕引き」が見えてきます。
「依頼が減ってフェイドアウト」ですね。つまり、「自分で決める必要はない」のです。そう考えると、気が楽になりました。
◆早期退職2年目から稼ぎができてハイになっていたかも
ネット銀行の金利・ポイント活動・投資などなどを進めました。お仕事の収入も増えました。
早期退職生活の不安は、やはり「お金」になるわけで、しかし、早期退職前には想定していなかった「収入」を得て、少しハイになっていました。反省ですね。
まもなく「新年度」になります。早期退職4年目に入ります。
4年目は、「出家・隠遁」が目標。鴨長明から学ぼうと思います。
「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」です。