◆福島から宮城の沿岸はサーフィンができた
福島県の相馬から宮城県の仙台市にかけての海岸線は、結構波が荒いのです。
その波を目的に、サーフィンに来る人が多かったのです。そのために移住した人も少なくありません。今、その海岸線には堤防があります。
現在、ここでサーフィンする人はいるのでしょうか。
◆というわけで、二泊三日の福島でした
3日間の走行距離は約1,000キロ。平均燃費は27ℓ。
相馬のガソリン価格は155円/ℓでした。助かりました。
行きは、日曜日でもあったので、久しぶりに高速に乗りました。というわけで、ホンダセンシング稼働。アクティブクルーズコントロールを使えば、基本ハンドル操作のみ。たとえば、100キロで設定しても、前の車が遅ければ、そのスピードにあわせて減速してくれる。ちなみに、ジャンクションなど大きな減速が必要な個所でも、前に走行する車にあわせて加速・減速してくれる。
というわけで、体感は、運転するというよりも「車が運んでくれる」。
とても楽。疲労が少ないです。
◆宿などのいろいろ
常宿にしているチェーン店はないエリアなので、ネットで安い宿を探しました。
カプセルとか、安すぎる(1泊1,500円)とかは避けまして、4,000円くらい(駐車無料)のところにしました。清潔でよく眠ることはできました。ただ、ま、贅沢を言ってはいけないのですが、机が狭い。これだと、お仕事が進まない。
観光か、出張のビジネスマンが寝るだけを想定していればそうなりますよね。
これは、今後の検討課題。
もう一つは、全国宿泊割のクーポン。平日2,000円分。これで夕食でもと思ったのですが…、私好みの「大衆食堂」ではそもそも使えない。で、使える店を探すと、全国展開のチェーン店が多いのです。会津若松で「ガスト」とか「しゃぶ葉」はちょっと…。
ホテル近くに唐揚げのお店を見つけたのですが、そこで使えるのは「福島県民限定のクーポン」。全国旅行支援のクーポンは使えないんですね。これは、制度の方が悪いというか、ま、そういうことです。
◆現地で思ったことは…
戦争や自然災害のことを「語り継ぐ」のは大切だと思っています。
たとえば東日本大震災から10年以上経過しましたが、時間が経過したことで「新たな事実」がわかってくることが多いのです。特に、福島では。
また、10年以上経って、やっと言葉になること、話してもよいと思える人も少なくありません。そういう人の言葉から明らかになることも多いんですね。
ですから、「語り継ぐ」ことには、「記憶の風化を防ぐこと」が重視されますが、もう一つ、「時間が経って明らかになる事実や言葉を導く」という意味もあると思っています。
そして、記録と記憶をアップデートすることが大切なんですね。
時間には「間違った言説を事実にしてしまう」というよくない性質があります。
ここから、本当の事実を守らないといけません。そういう意味では、被災者ではなくとも「語り部」は可能なんですね。
など、いろいろ思う今日この頃。
これも人生の宿題のようです。