55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

思い出すことなど(中学受験の保護者として)

 

スランプ??

 今月末〆切の原稿が進みません。

 書けない…という技術的な問題ではないようです。

 課題・論点が絞り切れていないんですね。つまり、思考の問題です。

 そういうことに気づけるようになったのは進歩ですが、解決にはとにかく考え続ける・inputとoutputとを繰り返して試行錯誤するしかないわけで、なかなかしんどいです。

 

世間は、成人式やら中学入試やらの季節

 妻は、中学入試で中高一貫の私立に入り、大学は指定校推薦。

 私は、高校受験で中高一貫の私立の高校に入り、大学は一般受験。

 そんなわけで、娘の中学受験は妻に頼ることが多かったです。では、大学受験の時私が役に立ったというわけではなく…、そもそも、親世代の受験とはかなり変わっています。で、中学受験でも大学受験でも、「正しい情報は先生から聞くこと」「考えている学校は絶対に見学にいくコト」「すべり止めほど妥協せずに決めること」とだけ伝えました。

 そのココロは「お金と偏差値は気にしなくてよい」です。

 判断の軸は、「自分にあっているか」「学びたいこと・学びたい人がいるか」。

 

とはいえ、お金はかかる

 中学受験は想定していなかったのです。ピアノと英会話は習っていましたが、「塾」には通っていませんでしたし…。本人が言い出した時はかなり焦りました。

 志望校が親の母校なのは少し安心材料でしたが、通学には1時間以上かかります。自宅から遠いんですね。これは、最終的に寮に入ることで決着となりました。

 というわけで、学費+寮費。30代の薄給ではなかなかきつかったです。

 大学の同期の女性には、結婚したら寿退社で専業主婦になるほうがまだ多かった時代。私の周囲に「夫婦共働き」はあまり多くありません。そんな中、妻も正社員であったことは大きかったです。

 人生ふりかえると、幸運だったことが多いです。

 もう、運は使い果たしたかも…。

 

公務員になって気づくのは…

 共学の私立で高校・大学を過ごしました。

 で、公務員になると、これ、少数派と言えます。過半数を占めるのは2つ。

 一つは、地方の公立男子校・女子高出身。

 一つは、私立の中高一貫男子校・女子高出身。

 ちなみに大学も、学部によって男女の数には偏りがあります。

 つまり、男子中心・女子中心のコミュニティで、よく言えば個性的、そうでなければその人たちだけがわかりあえる言語を使う人が多いんですね。

 別学の良さ、中高一貫の良さは、そこにありますが、同時にアキレス腱もそこにあります。そういうことも含めて、「自分にあっている学校選び」はとても大事。

 世間の評価より自己評価を優先した方がいいこともあるのは、地方移住と同じかもしれません。