55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

あるもので暮らす(断捨離×ミニマリスト的暮らし)

 

断捨離を意識したのは40代でした

 漠然と意識していた早期退職を現実的に考え始めた頃です。

 当時の私に、資産を増やすという発想はなく、ただひたすら「貯める」ことが必要でした。そのためには…と考えると、「モノを持たない」が結論でした。

 というわけで、財形貯金の金額を増やし、モノを整理して節約生活に切り替えたのが40代。生活費分だけが銀行に振り込まれ、あとは全部財形行きにしました。

 

あるもので暮らす

 室内の「散らかりやすいポイント」にキッチンがあります。

 しかし、よく考えれば、料理も「あるもの」でつくれます。

 私は昔から「中華鍋(取っ手付き)」を愛用しています。これは、炒めるだけでなく、茹でるも可能です。というわけで、「本来の目的と異なる使い方をする」ことで、持ち物をどんどん減らしました。トーストはフライパンや魚焼き機で大丈夫。洗剤も、西友やイオンのプライベートブランドの安いもので大丈夫。

 肝心なのは常にきれいにしておくこと。

 料理と掃除とがストレス解消になれば、「あるもの暮らし」が快感になってきます。

 キッチンが片付いていると、他の場所も大丈夫ですね。

 

理想×利便性は追わない

 プロ野球は、ヤクルトとオリックスが連続優勝しています。

 「いる選手のやりくり×育成」のチームが強いですね。

 ジャイアンツが典型的ですが、原監督の理想があって、「理想に近づけるために選手を集める」という手法は、当たれば大きいですが、外すと焼け野原になります。

 公務員というお仕事の難しさは、国民・議会の理想があって、この実現が求められるのですが、現実は「予算×人員」のやりくりです。で、やりくりした方が持続性も高いわけですが、それが許されない。焼け野原にならないことを祈るのみ。

 現役時代のプロジェクト業務でも、与えられた人員でやりくり。

 断捨離×ミニマリスト的な現在の暮らしも、あるものでやりくり。

 

目に見えないものは増やしていく

 知識や知恵は増やしたいですね。

 そういう意味で、「松本暮らし×図書館の充実」はありがたいです。

 また、現役時代にPCモニターを2台そろえていたことと、今年モニターアームを購入したことで「作業効率の向上×姿勢が楽になる」という効果を得たのは大きい。

 「目に見えない知恵・効果を増やす」というのが、「断捨離×ミニマリスト的暮らしの心がけ」かもしれません。そういう意味では、今年から学生に戻ったのも(しんどいことも多いですが)気持ちの張りになっています。

 ケチと節約の違いって、そういうことかもしれないと思う今日この頃です。