55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職したら人間関係の断捨離も

 

早期退職する時によく言われること

 早期退職前、いろいろな人に、「時間を持て余すぞ」「ヒマで死にそうになるぞ」「寂しさで泣くぞ」と散々言われました。

 結果を言えば、時間を持て余すこと、ヒマな時、寂しい時はなくもないです。

 でも、泣かずに生きています(笑)。3年目の今は、感情的になることもなく、穏やかに、淡々と過ごしています。信州松本に引っ越して自然との距離が近くなり、四季の変化を楽しめることが精神安定上大きいかもしれません。

 

人間関係について、自分の癖を確認する

 自分に対する「悪口・陰口」、自分のことを「嫌っている人・敵」が気になるかどうかです。

 こういうものを、スルーできる人、いい意味で鈍感力のある人もいます。

 一方で、気になる・病むタイプの人もいます。私はこのタイプ。公務員時代、「だいたいお前ら公務員は…」というクレームをうかがうと、それが心身に残るのです。また、意見が異なる相手の感情も気になります。

 こういうタイプの人が陥りやすい思考の癖があります。それは、自分のことを嫌う人・自分のことを敵と思っている人に、好かれたいという感情が強くなり、その感情のままに行動してしまうこと。

 暴力を受けているのにその相手から離れられない。お金ばかりを求めてくる宗教に疑問があるけれど抜けられない。そんな話を聞いたことがありませんか。あと、出来の悪い弟子ほどかわいいとか。

 

人間関係の断捨離のコツは

 気になっている人、心配なことから離れることです。

 距離を置く、考えないようにするってことですね。でも、それはとても難しい。

 それが少し可能になったのは、「人間の思考の癖」を教えてくれるカウンセラーとの出会いでした。私は「敵認定」されることがあるんです。人徳のなさですね。で、これは仕方がない。ただ、敵認定してくる人に、敵認定を解除してもらいたいと感情が強いみたいなので、これを治しましょうと言われました。

 以降、しんどい時は、「敵認定してくる人に好かれようとして感情が強くなっているんだな」と思って、言動を自重するように努めました。

 私の場合は、これが「人間関係の断捨離」の始まりです。

 

早期退職後は

 人間関係の断捨離と言っても、すべてを棄てる必要はないです。ただ、私のようなタイプならば、「気になる人が、気になる理由」を冷静に考えればよいと思います。そこに、「断捨離した方がよい関係性」を見出すことができます。

 モノを棄てられない人って、「いつか使うかもしれない」って言いますよね。

 人間関係で苦しい思いをしている人って、「でも、この人がいつか必要になるかもしれない」って無意識に思っているのかもしれません。

 大丈夫です。棄てましょう。なくても生きていけます。

 「いつか」は来ません。もし「いつか」が来ても、今あるモノ・ヒトで乗り越えられます(笑)