55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職して残った人間関係は?

 

人間の幸福とは…

 仕事や組織から離れた「人生の晩年」の幸福とは何か…というちょっと怖いテーマ(笑)です。

 図書館で、資料探しをしていた時、目に入った雑誌のタイトル。

 答えを一言で言えば、「人間関係」だそうです。

 確かに…、定年退職して田舎でカフェをひらき、地域の人々と交流している方を主人公にした番組を見ているといいな…と感じます。

 でも私には無理です。

 私にとって、カフェとは「一人になりに行く場所」。そこに行けば、誰かと会える場所ではないんです。はい(笑)。

 

早期退職×人間関係の断捨離

 仕事・職場関係を去る時、送別会みたいなものがあったりします。

 私の職場は年度で動きますから、「異動・転勤×退職の人々」をまとめて年度末に食事会があったりしました。昔は、ホテルの宴会場で盛大に行っていましたが、「公務員が年度末に宴会をしている」というご指摘があって以来、規模は小さくなりました。

 公務員を辞める時は身内でお食事会、最後の民間では何もなくお別れでした。

 それもあってか…というか、私にあまり未練がなかったためか、いや真相は私の人望のなさと思いますが、全体的に縁遠いですね。しかし、早期退職以降「こちらから連絡しない」というルールを徹底したことで、人間関係の断捨離ができました。

 

20代に知り合った人が残る…

 同世代は、学生時代のゼミ・サークル仲間が残っています。

 また、社会人の初期に同じ職場だった仲間も残っています。

 30代以降に職場で知り合った人はほぼ残っていません。30代以降の知り合いは、お仕事で知り合った公務員以外の人が多いです。学習支援のお手伝いをしている学校の先生とかですね(あ、でも、公立学校の先生は公務員ですね。私立もいますけど)

 やはり、私は「お仕事で生涯残る人間関係」が作れなかったみたいですね。このあたりが、私の「人望×能力」を象徴していると言えるでしょう(笑)。

 ただ、お仕事は「公私の公」です。同じ職場で、そこから私的な関係性までとなると難しかったですね。逆に、職場外との人とは、同じ課題・問題意識を抱えることが多く、「ではどうしましょうか」について、公私を取り払った意見交換しているうちに、長い付き合いになった方が多いです。

 

人間関係が晩年の幸福というのは…

 そのとおりと思います。ただ、知り合いがたくさんいるとか、定期的に集まる、一緒に旅行に行くとか、そういう関係性は、私にはしんどいです。いわゆる「親睦を目的とする宴会・慰安旅行という文化」の延長線上のような場は苦手。

 今は、自分のペースで暮らせることが幸福ですね。

 誰とも会わなくてよい…。今は、これに勝る幸福はないと思う今日この頃。

 「公的な人間関係」を断捨離する。一方で、なぜか仕事を辞めると復活する関係性もある。そんなつながりが、何となく今後も残りそうです。

 

 私の価値観は、世間的な標準とは逆のようです。

 そんな私なので、「早期退職×地方移住×リモートワーク」があっているのかもしれません。