55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

かつての同僚から早期退職の連絡がきたこと

 

かつての同僚が6月末で早期退職していました

 エアコンの冷房で風邪気味の週末、ごぶさたの知人から連絡が来ました。

 私より若い40~50代のかつての同僚(公務員)から、「私も退職しました」という内容。これが、限りなく二桁に近いのです。

 そして、全員が「あなたが辞めたら日本はどうなるの」という人ばかり。で、彼らに聞くと、20代の退職も多かったそうです。

 

参院選が終わると…

 来週参院選ですが、これが終わるとしばらく選挙はありません。たぶん3年はない。

 で、これで某政党が勝利すると、向こう3年間は好き放題(というと言葉は悪いですが)にできます。

 考えられるのは、改憲×防衛費増×増税…あと札幌オリンピックでしょうか。こちらの予算が優先されて、教育・福祉・医療、脱炭酸・自然エネルギーへの転換の予算は削減になります。国家予算としては削減になる教育以下の事業は、地方自治体の負担になります。

 

政府と役所とでは方針がかなり異なって来た

 公務員が「安定した職業」なのは、10年後、50年後、100年後の日本を考えて施策を行うためです。自分が生きている間だけでなく、子供や孫たちの世代のことも考えます。

 一方で、「政治家」は次の選挙までです。さらに言えば、政治活動の資金や票などの支援を所属政党から受けていますから、活動は「党の方針」に拘束されます。結局、選挙に受からないとどうにもならないですからね。

 昔々、私が公務員に転職した頃は、「政治家×官僚」には協力関係がありました。しかし、徐々に、公務員が政治家の便利屋になってきます。議員には政策秘書がいるはずですが、議会の発言内容の根拠となるデータの提供まで求められるようになったのはなぜでしょう(笑)。また、市町村議員~県議会議員~国会議員というキャリアを経てきた方の中に、未だに地元の利益誘導優先、つまり県議会議員時代の感覚のまま国会議員をしている人も少なくありません。

 というわけで、政治家の方と公務員との方針=日本の未来像が大きく異なってきました(もちろん、そうではない政治家も多くいることは付記しておきます)。

 

辞めてしまった…

 自分の良心に逆らって仕事をするのはもう…という感じでしょうか。

 プロならば、自分の意に反することでも政治家の言う通りに政策・予算を立案し、反対意見を抑え、与えられた任務を果たすべきという意見もあります。でも、そんなプロになるんだったら…というところまで行きついたのでしょう。

 そういう思いを抱えて苦しんでいることを、家族も理解してくれたのでしょう。

 辞めた公務員が負け犬なのか、日本の未来がやばいのか、その結論は参院選で。