55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職してわかること

 

早期退職して最初に感じることは

 平日昼間、スーパーに買い物いくとちょっと違和感があります。

 視線を感じるんですね。

 平日昼間、スーパーで買い物をしているのは、本物の専業主婦か、年金生活世代の主婦です。そこに、おっさんが一人混じるわけです。

 こんな時間に買い物しているって、あなた何しているの?? という視線(笑)

 言葉を替えれば、自分は平日昼間に何で買い物しているんだろうという自虐的な問いも浮かんできます。

 今は、もう慣れましたけど。

 

平日昼間、ちょっとした観光地に行くと

 先日、所用が合って白馬に行きました。

 思ったより早く終わったので、ちょっと景色のよい公園とか棚田に行ってみました。

 まず、駐車場が半分くらい埋まっていて、そのうち半分は県外ナンバー。公園に入ると、年金世代と思われる夫婦がたくさん。奥様の方が結構いいカメラを首から下げています。服装も、山登り風のジャケットを着ていて本格的。

 ちなみに、私はスラックスにセーターとi-pad。浮いています(笑)

 平日だから人がいないだろう、マスク外してのんびりしようという目論見は外れました。もちろん、ゴールデンウイークや休日よりは人が少ないのでしょうが、こんな地味な場所に、こんなに人がいる…という感じ。

 まぁ、景色のよいところ、少し前なら地元の人しかしらないようなところでも、最近はネットで有名になりますから仕方ないのですが、それにしても、平日でも結構人が多いです。そこにいるのは「定年退職」の人。「早期退職」の私は浮きます。はい。

 

大学でも…

 スクーリングで大学に足を運ぶこともあります。

 授業は意外と大丈夫です。中には、学び直し世代が半分近くいる教室もあります。

 30代後半から70歳過ぎが、20代の学生と一緒に学ぶ姿に安心します。

 問題は、図書館と学生食堂。

 50代後半の私がウロウロしていると、挨拶してくる学生がいます。

 どうも、教授に見えるらしいです(笑)。

 そういう意味では周囲に溶け込んでいるようです。

 最近の若い者は礼儀をしらない、挨拶ができないという高齢者は反省しないとダメですね。学生たちは感染予防を意識して静かに食事を進め、大人を見ると目礼をし、食器を返す時に小声で「ごちそうさま」と言って食堂から出ていきます。一方で、街のカフェでは大人たちが…(以下自主規制)。

 

レポートが返却されました

 先日、4月末に提出したレポートが返ってきました。

 一応、A評価でした。ホッとしましたが、講評には自分でも思い当たることがしっかり指摘されていました。反省しています。

 ただ、これで終わりではありません。次は筆記試験です。これが6月初旬。レポートが通った=筆記試験の受験資格を得たということなんです。筆記試験に受かると、「レポート×筆記試験」を根拠に成績が決まり、単位認定となります。

 今は、今月末締切のレポートに取り掛かっています。レポートが通ると7月初旬に筆記試験です。結構忙しいです。

 イマドキの学生は勉強しないという高齢者は反省してください(笑)。

 何より心配なのは、アルバイトと学業との両立は本当に大変と言うこと。一応私も「勤労学生」なので実感します。肉体的な負担ではありません。

 レポートを書くことにも、授業のディスカッションにも、創造性が求められます。そのためには膨大なinputとそれをまとめて自分の意見を構築する時間が必要です。昔々のような「憶える・知識を増やす、教科書の内容をコピーする」ような学習態度、レポート、討論では、単位を落とします。

 

 じっくり考えて理解を深める時間を若い学生が確保できているのか…。

 そういう現状も実感しています。