55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職を上司に伝える前に(早期退職して困ったこと)

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             だいぶ昔の京都出張時

春に思うこと

 早期退職3年目の初日になります。

 現役時代の今日は、年間三大多忙日のひとつ。特に、転勤・異動があるととんでもないことになる。

 辞令交付~挨拶~「レクチャー~レクチャー~レクチャー~レクチャー~」の一日。

 4月2日には、レクチャーを受けた内容について、新しい上司・関係者からヒヤリングされるという地獄の1日(笑)。

 そんなわけで、春を味わう心の余裕はない。お花見といってもほぼお仕事としての宴会になります。

 

私は2度早期退職しました

 1回目は公務員から民間への転職で。2回目は転職した民間を離れて無職に。

 正式な申し出はまだでしたが、4月1日段階で「今年度いっぱい」と心の中で決めていました。新年度初日の多忙を泳ぎながら、「これも今日で最後」という感慨をおぼえつつ過ごしていたのです。

 ひょっとすると、そんな気持ちを秘めて今日を送っている方もいるのではないでしょうか。

 

今思えば恐ろしいことで…

 それぞれ家族の事情や個人的に思うことがあって、翌年3月末日での早期退職を心の中で決めていました。ただ、それはまだ誰にも伝えず、相談もせずでした。私は自分で抱え込んでしまう傾向があって、それがこういう場面で出やすいんですね。

 また、「次の仕事」もこの段階で未定。「この1年で探そう」「何とかなるだろう」という根拠のない楽観的思考がありました。

 実際には、何とかなった部分と、何とかならなかった部分とがあって、その多くは偶然と出会い、幸運と不義理の積み重ね。感謝とお詫びのてんこ盛り。振り返ると、危ない橋を渡っていました。実際、85歳で老後破綻するという試算も出ていますし…。

 よい子は決して真似してはいけない早期退職パターンと言えるでしょう。

 

早期退職をお考えの方へ

 かつての私のように、今年度いっぱいで…とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。人間は、ひとつのことを考えるとそのこと以外考えることができなくなりがちです。つまり、早期退職をすると決めると、「早期退職をする」以外のことが考えられなくなります。

 そして、何とかなるだろうという楽観性の強い希望にすがりがちです。

 一度冷静に、「暮らし」「老後」「お金」を考えてみませんか。

 早期退職の「オプション」を立ててみませんか。

 というわけで、続きます。

 

 「早期退職したら○○しましょう」という記事は多いですね。

 今回は、「早期退職を実行する前に○○を考えては」がテーマになります。

 

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