55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職者、早速お金に困る(その4)

現在の暮らしは、85歳を過ぎると破綻する

 家計簿ソフトには「ファイナンシャルアドバイズ」がついています。

 その計算によると、私の暮らしは「85歳」を過ぎると破綻します。

 90歳まで生きると、借金1,000万円抱えています。

 さすがに焦りまして(笑)、FPのテキストを取り出してごそごそ計算してみました。

 可能性はある…んですね。それは、薄々わかっていたことですが、認めたくないことでした。

 

破綻する計算の前提を整理すると

 細かいことを書き出すとキリがないので、大きく3つ

 ①年金受給は、政府推奨の65歳

 ②死ぬまで自家用車所有

 ③現在のマンションに生涯住み続ける

 

計算の前提から考えられるリスクとその回避

 年金受給年齢

 ・80歳を越えるなら、65歳以降の受給にした方がよい。

 ・80歳を越えないならば、60歳から受給した方がよい。

 ②自家用車は年金受給頃に手放す予定

 ・手放すと年額で30万円弱浮く。月10万円生活も達成される。

 ・10年で200~300万円の節約になるので、破綻を少し先送りにできる。

 ③どこで死ぬか

 ・自宅マンションの築年数が進むので、住居費上昇の可能性あり

 ・自宅で自立した生活が営めなくなった場合、破綻リスクが高まる

 ・その段階で、介護・医療型のホームに入る資金があるかどうかがカギ

 

「ねんきんネット」で、現時点の受給額を確認してみる

 65歳受給で月16万円。70歳受給だと月22万円くらいになります。

 一応勤続30年、うち公務員25年。「公務員は年金も少し多い」と言われます(昔の人は「恩給がつく」と言います)。しかし、この制度はもうありません。廃止になりました。その際、数万円の特別支給があって、チャラになりました。ですから、企業年金制度のある会社員の方が、退職後の受給額は多いです。

 政府としては、このチャラ分を「iDeCo、Nisa」で増やせってことなんでしょうね。

 ちなみに、昭和一桁生まれの父の受給額の半分。公的年金企業年金=年金最強世代は強いです…。

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年金のリスクは

 ①住んでいる自治体によって、受給額が異なる

 ②現在の試算通りの金額を受給できるとは考えにくい

 ③自分の寿命は計算できないので、いつから受給するか迷う

 

現段階でのリスク回避の発想

 ①手持ち資金が2,500万円を切った段階で年金受給を始める

 ②年金受給金額内の生活を、今から実践する

 ③年間50万円程度の稼ぎを、細く長く維持する(ノルマは月4万円ですね)

 

シンプルに発想すると年金受給金額で暮らせるならば、破綻しないはず

 そう考えないと、不安で眠れなくなります(笑)。

 現段階で、この条件はギリギリですがクリアしています。心の支えは、「断捨離×ミニマリスト的生活の維持・継続」ですね。

 「退職したら、生活サイズを縮小すること」って本当に大事だと実感します。

 とは言え、この生活を支えるのは「健康」。もし大きな病気をしたらどうするか??

 ①入院など費用の掛かる治療の場合は、公的支援「高額医療費補助」を使う

 ・1か月8~9万円の支払いで済むはず

 ②保険適用外の医療は諦める

 ・公的保険、私的保険両方入っていますが、「保険には適用範囲」があるのも事実。

  それを超えるものは諦める。つまり延命などは望まないということです。

 

 というわけで、最後は人生観・死生観になるんですね。

 長くなったので、続きます。

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