◆現在の暮らしは、85歳を過ぎると破綻する
家計簿ソフトには「ファイナンシャルアドバイズ」がついています。
その計算によると、私の暮らしは「85歳」を過ぎると破綻します。
90歳まで生きると、借金1,000万円抱えています。
さすがに焦りまして(笑)、FPのテキストを取り出してごそごそ計算してみました。
可能性はある…んですね。それは、薄々わかっていたことですが、認めたくないことでした。
◆破綻する計算の前提を整理すると
細かいことを書き出すとキリがないので、大きく3つ
①年金受給は、政府推奨の65歳
②死ぬまで自家用車所有
③現在のマンションに生涯住み続ける
◆計算の前提から考えられるリスクとその回避
①年金受給年齢
・80歳を越えるなら、65歳以降の受給にした方がよい。
・80歳を越えないならば、60歳から受給した方がよい。
②自家用車は年金受給頃に手放す予定
・手放すと年額で30万円弱浮く。月10万円生活も達成される。
・10年で200~300万円の節約になるので、破綻を少し先送りにできる。
③どこで死ぬか
・自宅マンションの築年数が進むので、住居費上昇の可能性あり
・自宅で自立した生活が営めなくなった場合、破綻リスクが高まる
・その段階で、介護・医療型のホームに入る資金があるかどうかがカギ
◆「ねんきんネット」で、現時点の受給額を確認してみる
65歳受給で月16万円。70歳受給だと月22万円くらいになります。
一応勤続30年、うち公務員25年。「公務員は年金も少し多い」と言われます(昔の人は「恩給がつく」と言います)。しかし、この制度はもうありません。廃止になりました。その際、数万円の特別支給があって、チャラになりました。ですから、企業年金制度のある会社員の方が、退職後の受給額は多いです。
政府としては、このチャラ分を「iDeCo、Nisa」で増やせってことなんでしょうね。
ちなみに、昭和一桁生まれの父の受給額の半分。公的年金+企業年金=年金最強世代は強いです…。
◆年金のリスクは
①住んでいる自治体によって、受給額が異なる
②現在の試算通りの金額を受給できるとは考えにくい
③自分の寿命は計算できないので、いつから受給するか迷う
◆現段階でのリスク回避の発想
①手持ち資金が2,500万円を切った段階で年金受給を始める
②年金受給金額内の生活を、今から実践する
③年間50万円程度の稼ぎを、細く長く維持する(ノルマは月4万円ですね)
◆シンプルに発想すると年金受給金額で暮らせるならば、破綻しないはず
そう考えないと、不安で眠れなくなります(笑)。
現段階で、この条件はギリギリですがクリアしています。心の支えは、「断捨離×ミニマリスト的生活の維持・継続」ですね。
「退職したら、生活サイズを縮小すること」って本当に大事だと実感します。
とは言え、この生活を支えるのは「健康」。もし大きな病気をしたらどうするか??
①入院など費用の掛かる治療の場合は、公的支援「高額医療費補助」を使う
・1か月8~9万円の支払いで済むはず
②保険適用外の医療は諦める
・公的保険、私的保険両方入っていますが、「保険には適用範囲」があるのも事実。
それを超えるものは諦める。つまり延命などは望まないということです。
というわけで、最後は人生観・死生観になるんですね。
長くなったので、続きます。
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