◆早期退職×懸案事項だった学生に戻ること
早期退職前の想定では、大学院への再入学を考えていました。
昔で言う修士課程、現在は博士課程前期って言うんですね。
そこで、一応お仕事としていた分野を学び直そうかと思っていました。
お仕事=経験則でしかなかったので、体系的に学び直したいのです。
◆費用×学習計画書×通学…
現実問題として立ちはだかったのは「費用」。
母校(私大)だと、1年分の生活費と学費とが変わらない。国立だと「少し」安いですが、テキスト購入などを考えるとそんなに変わらない。ご時勢、リモート授業も増えましたが、週2~3回東京に通学というのも…。
もちろん、信州大学ならと思いますが、研究分野が一致しません。
さらに、受験に際しては「大学の学習計画・研究計画」を明示する必要があります。それは準備できるのですが、問題は修了後ですね。大学に残って研究を続けるには年を取りすぎですし、お仕事を通じて社会に還元するのも見えません…。
◆何を学ぶ?
最初は、学生時代の専攻分野、お仕事で実践経験のある分野をと考えていました。
しかし、いろいろな学校の状況を見ているうちに、少し考えが変わってきました。
今まで学んだことのない分野を学びたいと思ったんですね。正確に言えば、独学・我流でしか理解していない分野を、系統的な学問として理解したいという変化です。
というわけで、「学部3年次編入」にシフトしました。
◆一番不安なのは、若い世代と一緒に学ぶこと
これを解決するのは「通信部」なんですね。
イマドキは、リモート授業も当たり前です。ネット上でゼミも可能ですから、これで「教授と同世代の学生が教室にいる」「通学」という問題が解決します。
さらに、高校を卒業した世代ではなく、「社会人の学び直し」を目的とした設計となっている大学もあります。そこで学んでいる人の1/4が同世代になります(笑)。
資格取得とか仕事に活かすとかではなく、純粋に知りたいこと・考えたいことを学ぶってことが実現できるのは、こういう場にあったのですね。
というわけで、午後は「学校説明会」です。もちろんネットで。