松本は標高600m。
寒暖差が大きく、昼間は暖かいのですが、日没と同時にグッと冷えます。
ベランダに置いた温度計を見ると、明け方の気温は、いよいよ-10℃になりました。
◆今年になってから、夜中に寒さで目覚めることが
明け方3~4時頃に目覚めてしまいます。
原因は寒さ。
12月末から、床に断熱材を敷き、窓に断熱カーテン設置して快適になったのです。
しかし、1月に入って、気温が下がってくると、冷気が部屋に入ってきます。
松本の寒さは、まだまだこれからです。
◆「プラダン」で窓からの冷気に対抗する
www.youtube.com
こんな動画があります。プラダン、もしくはポリカボードで二重窓を作るんですね。
で、私も真似してみようか…と検討してみました。結論は物理的に無理です。
現状の窓枠の幅では、レールを設置するための面積が足りないのです。もし、現状の幅で二重窓にするならば、カーテンを外さないとダメなんです。というわけで、この案は終了。それでも、プラダンを使って何とかならないかと考えました。
◆ホームセンターでプラダンを買ってくる
先日、カインズホームの会員になりネット登録もしました。
すると、アプリで店頭在庫がわかるんですね。で、ありました。近所のカインズにプラダンが。
「3尺×6尺×4㎜=798円」を4枚購入しました。
プラダンは柔らかいので、少し曲げれば車内に格納できます。ポリカボードの方が効果あるようですが、お値段が3倍以上になることと、今冬をしのぐだけ…という意味で、プラダンにしました。その代わり、厚さは4㎜にこだわりました。
ちなみに、「3尺×6尺×2.5㎜=198円」です。
この価格差に負けそうになりましたが、ここは妥協せず「4㎜」です。
◆リビングの窓にぴったりはまる(笑)
偶然ですが、リビングの大きな窓にピッタリはまりました。
何の加工もしていません。リビングの窓は、ベランダに通じる大きな窓が3枚あります。そのうち2枚は固定されています。この2枚に、ぴったりはまりました。
しかも、サッシの厚みのおかげで、窓とプラダンの間に1~2センチほどの隙間もあります。断熱加工に成功してしまいました(笑)。
もう一つ、和室の窓に「プラダン」を横にして置くと、下のような感じではまりました。
窓の幅は180㎝なので、無加工でピッタリ。
窓の高さは90㎝で、ポリダンの横が60㎝。つまり、上部30㎝は空いています。
それでも、窓枠の下から入って来る冷気をガードする効果があります。
◆2晩過ごしてわかったこと
和室の「プラダンと窓との間」に手を入れると、冷気が溜まっています。この冷気が、今まで部屋に拡散されていたのでしょう。
リビングは「窓→プラダン→断熱カーテン」となっています。「窓とプラダンとの間」、そして「プラダンと断熱カーテンとの間」に、冷気が溜まっています。
この冷気が、完全ではありませんがブロックされています。
外気が-6度以下になると、室温は21~22度まで下がっていました。しかし、プラダンを置くことで、室温は、再び23℃を維持するようになりました。
これで、快適な睡眠体制を維持できます。
北東北の寒いエリアに赴任して越冬したこともありますから、何とかなるだろう…と思っていました。しかし、老いた身に、寒さへの対抗力は残っていなかったようです。
といわけで、「手抜き断熱」を進めました。
これでもダメなら、断熱ではなく、加熱にするしかないですね…。