55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

松本市移住半年のふりかえり

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早期退職したら東京を出ることは考えていました

 最初は、軽井沢・越後湯沢を考えていたのです。

 40代の頃から、セカンドハウス購入を考えてリサーチをしていました。狙っていた物件もありました。

 しかし、老後を考えると…、車がないと暮らせない、冬の経費がかかるという2点がネックになりました。定住・車なし生活ができる場所、冬の経費が掛からない場所、JRでの移動が容易なこと…が移住条件になります。

 その点で有力候補だったのが「栃木県小山市」「福島県福島市」「長野県長野市松本市」でした。

 冬の経費がかからないという点では、関西も考えました。「愛媛県西条市」「広島県尾道市福山市」あたりです。ただ、私は西日本文化にはあわないみたいです。これは好き嫌いではなく、相性の問題。

 

マンションを探してみる

 関東圏以外の東日本を選択した以上、冬の覚悟は必要。

 となると、マンションですね。賃貸ではなく購入。もちろん中古で(笑)

 ネットで探して、広さ・間取り・予算がぴったりだったのが、現在住んでいる松本市の物件。松本駅からは少し離れていますが、徒歩圏にスーパー・図書館・松本城があり、車なし生活が可能。車なし生活が可能ってことは、スタッドレスタイヤへの履き替えも不要と言うこと。老後だけではないんです(笑)。

 今思えばですが、地方都市=車社会では「一戸建て」が中心。

 中古マンションは、そんなに数がないんです。新築マンションならそれなりにあるのですが、なかなかのお値段です。そう考える、かなり幸運でした。

 

松本暮らしの良さは

 下水道料金がちょっとお高めですが、それ以外の公共料金は安いです。

 「都市ガス×中部電力×湧き水」なので、生活費はかなり抑えられています。

 食料品も安いと感じます。美味しいのは、地場野菜とパン。

 寒暖差は大きいですが、夏は「風が通る」ので快適。

 何よりも「四季の変化」が大きく、特に「夏~秋の美しさ」は、リゾート地なみ。

 しかも、上高地乗鞍高原・白馬・軽井沢あたりに、ふらっと日帰りできるという夢のような暮らし。JRを使えば、東京・名古屋は直通。名古屋から乗り継いで「京都」も行けます。

 

とは言え実は…

 松本に「移住」はしましたが、「就職」はしていません。

 そのあたりも「快適な松本暮らし」のポイントになっているかもしれません。

 地元コミュニティとのかかわりはほぼないんです。知り合いもできません(笑)。

 よく行くパン屋さんの方とお話する、湧き水を汲む時に周囲の人(もちろん知らない人)にご挨拶して、何気ない雑談をするくらい。そんな程度のお付き合いなのが、私にはちょうどよいですし、そんな薄~いおつきあいでも、松本の人のあたたかさを感じる日々です。

 

 そんなわけで、四季の変化、北アルプスの景色、湧き水、紅葉に癒されて、穏やかに過ごしています。断捨離生活も継続中。

 原稿を書き終えたら、松本城のライトアップを見に行きたい今日この頃です。