◆松本暮らしのいい所
紅葉が美しいこと、そして紅葉が美しい場所が近いことですね(笑)
昨日は、あまりの天気の良さにお出掛けしました。
富山県の五箇山です。合掌作りの集落と紅葉とを見たいと思いました。
東京時代、白川郷・五箇山集落は、とても遠い場所という印象でしたが、松本からだと、約130㎞、高速利用で2時間半でした。
近い!
◆道中、ずっと紅葉の中
松本から上高地方面に向かい、安房トンネルから高山を経由して高速に乗って、白川・五箇山に向かいます。
道中、山間部を走りますが、これがずー---っと紅葉の中。
山は見事なグラデーション。
「木曽路はすべて山の中」とはよく言ったもので、ただ、この言葉は決してポジティブな意味ではないのですが、この季節の美しさは、山の中だからこそですね。
◆五箇山集落にて
俱利伽羅峠の戦いで敗れた平家の落人が集まった場所、流刑地。
国内有数の豪雪地帯、民謡の宝庫…など、いろいろな歴史や伝承があります。
言えることは、世間から距離を置いて静かに暮らす、同じ過去を持った者たちが支え合って暮らす…そんな集落が、観光に舵を切ることの難しさですね。
そもそも、合掌作りの維持が難しい。それはお金で解決できる問題ではないですし。
◆四季の美しさ
合掌集落の美しさは、まさに「わび・さび」なんですね。
そこには、季節ごとに見せる風景の変化もあるのでしょう。
秋と合掌集落の美しさは、収穫と厳しく長い冬の間に訪れる、束の間の安息の日々という印象でした。
私もそうで(笑)、今日からどさっと大きなお仕事がやってきます。年内に締切5本です。県外へのお出掛けは、昨日でおしまい。
次は、桜の季節にと思う今日この頃です。