55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

お巡りさんがやってきた

 オートロックのマンションで暮らしています。

 部屋のインターフォンが鳴ると、普通は「エントランス」という表示が出ます。

 

平日の昼下がりにインターフォンがなる

 ネットで買い物はしていませんから、宅急便の予定はありません。

 居留守でも良いのですが、それは良心が咎めます。

 インターフォンを見ると、「玄関」という表示…。

 これは、エントランスのオートロックを通過し、部屋の前にいるということ…。

 

警戒しつつ通話を押すと

 「○○交番です」という返答。

 考えようによっては、最も怪しい。詐欺とか、強盗とか(笑)

 ドラマだと、本物の警察が本当の捜査で来る時「警察」とは名乗らない。

 さて、どうする。

 

近所の交番による巡回でした

 ドアスコープをのぞくと、ドラマ「ハコヅメ」と同じような制服を着た警官が一人。

 顔も見覚えがあって、少し前「おれおれ詐欺」のチラシを持ってきた人。

 というわけで、ドアを開けると「定期巡回に参りました」と挨拶をいただき、その手元には以前の訪問時に持参していた「名簿のようなもの」がありました。

 「最近、何か困ったことなどはありませんか?」で始まった会話は、「最近、泥棒が多いので、戸締りをしっかりよろしくお願いします」で終了。

 

日本の公務員頑張ってます(笑)

 いろいろ批判は多いのですが、日本の医療・警察のレベルは世界的にも高い水準にあります。それは、「難病の治療」「犯罪者の摘発」でクローズアップされがちですが、実は「予防医療」「犯罪抑止」の効果でもあります。

 治安という観点で言えば、「警察と住民の協力」があって「安心」が実現するんですね。それは、治安から、見守り・福祉などにつながっていきます。

 昭和の日本には、交番による地域巡回のような「小さな営み」があり、現代の価値観では「ちょっと面倒」なお付き合いが、地域の人々の命を守っていたんですね。

 

 今のマンションで年を重ねていくであろう私にとって、とても心強いことと感じる今日この頃です。

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