55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

松本暮らしの良い所

 昨年の今頃、引っ越しを考え始めました。

 移住先をどこにするか、ネットで不動産情報を見たり、内見を繰り返したりしながら、自分が何を求めているか、あっている土地はどこか、自問自答を繰り返しました。

 

松本にして何がよかったか

 4か月経過して、秋の入口を迎えて、やっとわかってきました。

 マンションの5階という要素も大きいのですが、まず、風が流れる。

 気温の変化を肌で感じる。

 近くの川が流れる音や、虫の声が聞こえる。

 王ケ鼻方面からの日の出、北アルプスへの日没が見える。

 

季節のうつろいを感じることができる

 寒暖差は大きいです。夜はすでに上下とも長袖。

 しかし、それも含めて「季節」を感じます。もう少し掘り下げると「季節の変化」の中で暮らしている実感があります。

 久しく腕時計をしていませんが、気温の変化で、時間を感じることもできます。

 空の色、虫の音、風の冷たさで「秋の到来」を感じます。

 つまり、時間や季節の「変化」を五感で感じることができるのです。

 

移住先で求めていたものの一つは「四季の変化」

 東京出身の私が、東北を気に入ったのは「四季の豊かさ」でした。

 特に春・秋は、山と田んぼの色彩の変化に癒されます。

 食べ物も、季節ごとの旬がありました。

 その後に「沖縄生活」がありました。南国沖縄では、海の美しさとその変化に癒されました。しかし、私にとって「四季の変化」は乏しく感じられました。

 

四季の変化を感じることで、心身ともにリラックスできているようです

 四季の変化のない沖縄で、私はずっと緊張していたようです。

 私は、四季の変化、気温の変化、自然の変化を感じることで、心身が安定するようです。松本暮らしが快適なのは、出勤がない、自分のペースで暮らせるという要素もありますが、それ以上に「変化の中で暮らしていること」が大きいようです。

 夏、太陽は「常念岳」に沈んでいきましたが、今は「蝶ヶ岳」に沈んでいきます。

 そんな発見が、とても新鮮でうれしいのです。

 部屋にいるだけで、そんな変化を感じられる松本暮らしに、とても感謝する今日この頃です。

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