55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

リモートワーク×地方移住

 大学の後輩から連絡が来ました。

 松本ってどうですか? というなぞの問い合わせ…。

 

企業のリモートワーク体制

 勤務先が、本格的なリモートワーク体制にシフトするそうです。

 ただ、そこにも段階があるらしく…

 「原則出社」~「現在の自宅からのリモート」~「全国どこでも」などの段階があるそうです。ただ「全国どこでも」は、かなり限られるけどねと笑っていましたが。

 

彼の場合は…

 勤務先は、都内、山手線沿線。

 月に1~2回くらい出社の可能性あり。

 前日に連絡して、翌日昼までに出社できること。

 …松本、いいんじゃないでしょうか(笑)

 

企業としては…

 通勤手当は、現在の定期代より、月1回「あずさで松本×東京往復」の方が高いそうですが、そんなに大きな差ではない。松本×東京を「バス」にすれば、むしろ安い。

 月5,000円の通信費支給。会社の近くに福利厚生で宿泊費補助の出るホテルがあって、連続で出社する場合は、そのホテルで暮らせる。リモートワーク体制の一環として、宿も確保しているんですね。

 トータルではその方が、企業も社員も安上がりになる可能性が高いという説明があったとかで、彼は東京を出ることを真剣に考えているようです。

 

子供は?

 確か、都内の私大に通うお子様がいたはず。

 聞くと「リモート授業で、ずっと家にいる」(笑)

 選択肢としては「一家で松本移住×上京時は子供もホテル利用」、もしくは「東京×松本の二拠点」。問い詰めると「松本で自宅購入×一家転住」が本音(笑)。

 お子様は、現在大学3年生。就職したら家は出るだろうし、本人もそう考えている。「松本が生活本拠地×東京で時々ホテル暮らし」でも、現在の住宅費、交通費より安くあがるとのことでした。

 

親としては、やはり「子供の学校」…ですよね

 子供が未就学、あるいは大学生くらいであれば、これを機に「一家転住×リモート」もありですが、小・中・高だとどうでしょう。子供が転校を望む・受け容れることが転住の条件としては大きいと思います。

 そもそも「奥様の勤務先の都合」もありますし、企業がリモートワークや地方移住を社員に勧めても、事はそんなに簡単ではないですね。

 とは言え、今回を機に東京を出たいと考える人は、後輩の企業内にも少なくないそうです。現在、都内の住宅はかなり高く売れるそうで、売却して地方に自宅を購入。さもなくば「賃貸収入」と思いを巡らせているとか。

 となると、リモートワークが「苦手な高齢組の方が身軽」で動きやすく、リモートワークの「適性が高い若手組の方が、都内に残る」という逆転現象もありそうです。

 

コロナが終息するのは、もう少し先の様ですね…

 後輩が言うには「今の会社に就職して良かったよ」と。

 コロナが終息したら、コロナ以前の体制に戻るのではない。コロナ真っ最中のこの状況で先行投資をし、新しい働き方を創造しようとしている。

 「入社したころのいい感じに戻って来た」

 「だから、ベテラン組が率先して、移住×フルリモートに動いた方がいいんです」

 今の日本に必要なのは、この気概ですね!

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