数日前から、悪い夢を見るようになりました。
現役時代の失敗、思い出しくない記憶などが、再現されるのです。
◆背景にある心の動きは??
現在の日本は、「混乱期」と言えます。
本来ならば「混乱期に力を発揮する人」が、トップに立つべきですね。
しかし「混乱期に責任をとらされる人」が、トップに立つことも少なくありません。
平常時ならトップに立つ機会のない人が、義理人情で断ることもできず、誰かがやらなければいけないという責任感と、諦めかけていた出世欲と、黒幕のおだてと、そんな諸々の要因によってトップに立つことを承諾してしまうのです。
バブル崩壊後、まさかの大手企業が多く倒産しました。倒産を決めた「黒幕」は、その責任をかぶせる人を「社長」に選び、自分たちの名誉と利権とを確保しました。そういうことが、また繰り返されているような気がします。
安倍首相退陣後の政権、五輪延期決定後に役職についたのはどんな人か。
当然ながら、本人も、国民も、誰も幸福にはならん人事ですね(笑)
そういう「いつか来た道」の繰り返しが、封印していた記憶や感情をよみがえらせてしまったのかもしれません。
◆こういう人たちの集団の結束は強い
私の妄想に過ぎない話ですが、今トップ・役職にいる人たちは、自分たちの立場・役割をよくわきまえていると思います。そういう意味で「オリンピック・パラリンピックの中止」という決定は、彼らの思考にありません。
もし中止したら、現政権と五輪の役職者は、任命者(黒幕)とその支持者(有権者)によって中止責任を問われ、追放されるでしょう。かつて「独裁政権」と言われた国家のトップ・幹部の末路と重なります。「中止決定×政権崩壊」すれば「処刑・死」が待っているわけで、それがわかっている政権幹部は運命共同体として強い結束を示します。
そう考えると、パラリンピックの中止はないでしょう。虚しいですね。
◆「D」さんの発言も
働かない人の生活を税金で支えることに対する異論でしたね。
Dさんの意見は、否定される方向で炎上したそうです。
しかし、私が現役だった時代、Dさんような意見に沿って「教育・医療・福祉」の予算が大きく削減され続けたのも事実です。
「人権」「公助」「公共」「富の再配分」を主張した公務員に、理不尽な圧力がかかったこと。公務員叩きも重なって有能でまともな価値観をもった人材が失われたこと。搾取でしかない悪質な生活保護ビジネスが誕生したこと(それを止められないことも)。
そういう過去と悔いが、まざまざと蘇ってしまいました。
◆暗い話で申し訳ありません
封印していた記憶・感情が蘇るのは、浄化への階段かもしれません。
他者のせいにするのではなく、自己の未熟に向き合い、価値観を再構築することができれば、早期退職生活はより楽しいものになるでしょう。
日本も浄化に進んでほしい…、そう願います。