55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職は「七転び六起き」

 正確には「七転び八起き」です。

 しかし、早期退職した後の人生を考えるなら、転んだままもありと感じます。

 

早期退職後、どのような人生を送りたいか

 早期退職してどんな暮らしをしたいかは個々だと思います。

 私の場合、仕事を離れ、東京を離れ、知り合いのいない街に引っ越しました。

 この間、こちらから動いたり連絡を取ったことはほぼありません。

 良い意味で、早期退職したままの状態を維持しています。

 

いい意味で、人間関係の断捨離が進む

 早期退職して、現役時代以上の何かを求めている人もいます。

 そういう方は、過去の人間関係や人脈などを活用し、お仕事やお付き合いを続けています。これが「七転び八起き型」。

 一方で、過去の仕事や人脈をリセットする方も。これが「七転び六起き型」。

 私はこちら。ただ、「断捨離されたのは私」でもあるんですけどね(笑)。

 そんな中、わざわざ連絡をくれる方が、本当に大事な人と思います。

 

俗世間の垢が抜け始めた?

 世間の役に立っていない自分に、苛立ち不安になることもあります。

 疎外感に苛まれることがないわけではありません。

 しかし、それは、私個人の満足や思いを満たすだけの欲望に過ぎません。

 貢献、やりがいなどで他者評価を求める気持ちも、まだどこかに残っているのでしょう。でも、それは仕方ないですね。大事なのは、そういう自分に気付くこと。

 気付くことで、今の暮らしの快適さ、贅沢さに気付くことができます。

 

自然の近くで暮らすありがたさ

 早期退職すると、ヒマじゃないですか? 寂しくないですか? が定番の質問になります。

 この質問に対する「遠回りの答え」は、「自然を見ていると飽きません」です。

 沖縄時代の休日は、カフェで一日海を眺めていました。海の色は、時間によって変化します。この変化は、一日見ていても飽きません。今は、山です。山の色の変化、雲のかかり方とその日の天気を観察していると、飽きません。

 現役時代よりもお仕事で頑張る暮らしもありです(七転び八起き型)

 しかし、人との関りを最小限にし、散歩で太陽を浴び、風を感じ、部屋から自然を眺める暮らしもあります(七転び六起き型)。

 私は後者。起き上がることなく、このまま寝て暮らそうと思う今日この頃です。

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