気をつけていても、やはり感情は動いてしまうもの。
5~6月は、引っ越しハイ、移住ハイ、松本ハイだったようです。
それが、少しおさまってきました。
◆「ハイ」の原因は
新しい暮らしの新鮮さですね。
毎朝、湧き水を汲んでコーヒー、料理につかうとか、
断捨離からミニマリスト的生活の実現とか
節約×電子マネーによるポイント活動を始めたとか、
何よりも、部屋の快適さ、居心地の良さが、ハイを招いていたようです。
◆ハイの終息を導いたのは
読書ですね。
転居が多すぎて再発行になったマイナンバーカードがやっと届いたので、早速、市立図書館で貸出カードを作り、本を借りています。
好きな作家の小説の「再読」が多いです。
長い小説を一気に読むのは、楽しいですね。部屋から見える山の緑が目の疲れを癒してもくれます。
そんなわけで、今月も遠出することもなく、雨が多いので散歩にも出れず、引きこもって読書三昧です。
◆読書による浄化作用?
芥川龍之介や、太宰治も好きなのですが、今はそういう気分ではありません。
ビリっとくる短編よりも、時間をかけて物語が進む長編の気分なのです。
次は「楡家の人々」(北杜夫)、その次は「魔の山」(トーマス・マン)でしょうか(笑)。
長い小説に身を委ねていると、俗世間のいろいろから自分が遠ざかっていく感じがしてきます。ある種の浄化作用ですね。そんなわけで、お仕事への集中力も戻ってきました。
◆穏やかに過ごしていれば、幸運は勝手に降ってくる
「小説は紙で読みたい派」なので、本で読めるのがうれしい。また図書館で借りるので「単行本」であることもありがたい。こういう要素が読書の楽しみを彩るんですね。
それは、窓から見える山の緑だけでなく、湧き水で淹れたコーヒーもです。
松本は「暮らしを彩る小道具」が充実しているのかもしれません。
それが、心を鎮めて、穏やかな暮らしに導いてくれていると思う今日この頃です。