55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

引っ越しハイが終息したようです

 気をつけていても、やはり感情は動いてしまうもの。

 5~6月は、引っ越しハイ、移住ハイ、松本ハイだったようです。

 それが、少しおさまってきました。

 

「ハイ」の原因は

 新しい暮らしの新鮮さですね。

 毎朝、湧き水を汲んでコーヒー、料理につかうとか、

 断捨離からミニマリスト的生活の実現とか

 節約×電子マネーによるポイント活動を始めたとか、

 何よりも、部屋の快適さ、居心地の良さが、ハイを招いていたようです。

 

ハイの終息を導いたのは

 読書ですね。

 転居が多すぎて再発行になったマイナンバーカードがやっと届いたので、早速、市立図書館で貸出カードを作り、本を借りています。

 好きな作家の小説の「再読」が多いです。

 長い小説を一気に読むのは、楽しいですね。部屋から見える山の緑が目の疲れを癒してもくれます。

 そんなわけで、今月も遠出することもなく、雨が多いので散歩にも出れず、引きこもって読書三昧です。

 

読書による浄化作用?

 芥川龍之介や、太宰治も好きなのですが、今はそういう気分ではありません。

 ビリっとくる短編よりも、時間をかけて物語が進む長編の気分なのです。

 次は「楡家の人々」(北杜夫)、その次は「魔の山」(トーマス・マン)でしょうか(笑)。

 長い小説に身を委ねていると、俗世間のいろいろから自分が遠ざかっていく感じがしてきます。ある種の浄化作用ですね。そんなわけで、お仕事への集中力も戻ってきました。

 

穏やかに過ごしていれば、幸運は勝手に降ってくる

 「小説は紙で読みたい派」なので、本で読めるのがうれしい。また図書館で借りるので「単行本」であることもありがたい。こういう要素が読書の楽しみを彩るんですね。

 それは、窓から見える山の緑だけでなく、湧き水で淹れたコーヒーもです。

 松本は「暮らしを彩る小道具」が充実しているのかもしれません。

 それが、心を鎮めて、穏やかな暮らしに導いてくれていると思う今日この頃です。

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