リモートワークにも二つパターンがあるようです。
①9~17時の時間しばり(場所は自由)
②締切しばり(時間管理は自由)
◆出勤はないが締切はある日常
私は、締切しばり。
リモートワークは、クラウドの共有、ネット通話、メールでのやり取りで完結。
締切を守ることと、与えられた時間内で質の高い仕事をすることが評価。ちなみに必要経費は確定申告で落とす。
というわけで、出勤の必要はありません。傍目には楽そうに見えるようです。
◆原稿提出まで気が休まらない
「出勤がない×新型コロナによる自粛生活」は、プライベートとお仕事の切り替えが難しいです。
気持ちが乗って原稿が進んでいる時は、出勤のない暮らしのメリットが全面的に出ます。しかし、煮詰まった時は最悪。一日PCに向かっても進まない、翌日見直して没にする、やり直すの繰り返し。
気の休まる時がありません。
◆書くことは、自分の無知をさらけ出すことでもある
最初は、私の専門領域の中で何とかできました。
しかし、徐々にそれを超えたオーダーがきます。となると未知な領域を学ぶことも必要。付け焼刃、泥縄、一夜漬けの学びで原稿を進めることも多く、それはそれはもう、自己嫌悪と未熟さに心身を苛まれます。
これらが全て「自宅で完結する」のが、出勤のない暮らし(笑)
逃げ場がないんです。
◆リモートやフレックスが一般的になっていくと
早期退職後の仕事探しは「年齢制限のないジョブ型雇用」にチャンスがあります。
ジョブ型雇用は、「担当業務の委託×締切」と相性が良いです。つまり、「出勤なし」になる可能性が高い。
出勤がなくなる…これは、早めに家族に伝えた方が良いです(笑)
再就職と言うと、組織に所属することをイメージしがち。この先入観を取り除き、必要なら断捨離をして、自宅で仕事を進めるスペースを構築することが大切。コワーキングスペースの月間契約もありですね。
◆出勤がないことで生じる問題は、自分よりも家族への影響が大きい
これを最小限度に留めるためには「主夫×リモートワーク」をオススメします。
家事の主導権を握ることで、自宅の主導権を確保しましょう。
そうじゃないと、締切守れないです(笑)
樋口一葉旧宅のあった路地にて