55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職と不確実な日々

 世の中に「絶対」はありません(笑)

 しかし、社会に不安と混乱があり、仕事と日常とに疲労を感じていると、人は無意識に楽園を求めます。救いと言ってもいいかもしれません。

 これが、早期退職の神話の根源かもしれません。

 

早期退職の神話

 辞めたら幸福度が上がる。カツカツでも何とか生活できる。

 再就職もしようと思えばできる。世の中に役立つことをしたい。

 自然と触れ合う暮らしができる。好きなことをのんびり楽しみたい。

 ……だいたいそんな感じでしょうか(笑)

 

早期退職後の不確実な日々

 年金とか税金とかで、年間50万円以上持っていかれる!

 カツカツでも生活できるけど、目減りしていく貯金残高がストレス

 幸福度は上がるけど、気持ちの浮き沈みは結構激しい

 再就職の壁は年齢。年齢に関係なくある求人は「肉体労働」という逆説(笑)

 さもなくば、年齢ではなくスキルを評価してくれるお仕事(ハードルが高い)

 自然と触れ合う暮らしには自家用車が必要…。

 無職=名刺のない暮らしは、楽ですが不便も多い

 

神話と不確実性との間で

 早期退職前に想定していた暮らしは、ほぼ実現できていません(笑)

 ただ、コロナによる引きこもり生活は、暮らしのダウンサイズ、工夫、楽しみを導いてくれました。これが、想定外の幸運だったと思います。

 ちなみに早期退職から1年経過して、対面でしゃべったのは「不動産屋さん」が大半。それを除けば10人もいません。

 断捨離したのか、断捨離されたのか、微妙なところですね(笑)。

 

神話と不確実性のズレに気付くと…

 楽になります。

 正体のわからない理不尽な現実は「不確実性」なんですね。

 すべてが上手くいくわけではないのは、早期退職生活も同じ。

 つまり「神話にとらわれいる自分」に気づけば、現実に対応できるようになります。

 というか、冷静になり、ネガティブな感情から離れることができます。

 

 という、少し心を整理するための記録。

 リスクを予想しつつ、不確実を楽しみたいと思う今日この頃です。

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              (から揚げ食べたい…)