55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

コミュニケーションのズレ

 会話がかみ合わない、伝わらない、通じないことはよくあること。

 いわゆる「コミュニケーション不全」という状況です。

 なぜ通じないのか、なぜズレるのか、そしてわかりあえないのか…

 そんなことを昔、考えたことがあります。

 

よくある風景

 二人、もしくは2組が会話しています。

 例えば、上司と部下、医師と患者、先生と生徒、加害者と被害者…。

 こうした状況で意見がかみ合わない、合意・同意に至らないことはよくあること。

 しかし、コミュニケーションのズレを放置した場合、トラブルに発展することも多いです。

 

なぜトラブルになるか

 どちらかが「コミュニケーションのズレ」に気づいていないからです。

 一般的には「知識の多い方、経験が豊かな方、隠し事がある方」が、「ズレているという認識」がないのですね。

 ズレの認識がない方は「コミュニケーションは成立している」と思っているんです。

 もちろん、そこに「悪意」はありません。

 これが「コミュニケーションのズレ」「コミュニケーション不全」の正体なんです。

 そして、ズレを認識している方が、認識していない方に対して感情的になり、不信感を持ち、トラブルに発展すると言うパターンを繰り返します。

 

ハラスメントや学校のいじめ対応の難しさもこれ

 加害者に自覚がない、悪意がないのです。

 ズレや悪意の自覚があった場合でも、行為の動機や意味ついては「正当性」を主張し続けます。

 こうして「ズレ」は解消せず、広がっていくのです。

 

年を取る、役職が上がる、キャリアアップすればするほど危険

 働きやすい上司、風通しの良いチーム、メンバーの対等性や信頼性が高いチームは、「ズレがない」のではなく、「ズレを自覚している、前提としている、ズレていて当たり前」という認識が共有されています。

 そうではないチームでは、「ズレは悪」という抑圧が、年長者・上司・リーダーから発信されます。気をつけたいものです。

 

政府と国民の関係性は??

 そういうことです(笑)。

 政府への不信感が、オリンピック反対の根源かなと思います。

 要するに「気づけよ」ということですね。

 というわけで、この状況は長引きそうです。変異株ですし。

 まず、自分の命を守ることから。

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         (また食べに行く日を待っています/山形の蕎麦)