55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

長野への引っ越しを前に…

 早期退職したら、とにかく東京を出ようと思っていました。

 維持費の掛からない暮らしをしたいと思ったのです。

 とは言え、東京生まれですから、東京がやっぱり暮らしやすいです。利便性、情報量、友人の存在なども、楽に暮らせる要素です。

 そこで、昨年4月から北関東の新幹線停車駅に引っ越しました。

 決め手は、5万円で家具家電・駐車場付き物件を見つけたこと。しかもこの部屋、大型書棚と机椅子もあって、リモートワークに最適なんです。

 

1年暮らすと愛着がわいてくる

 1年暮らすと、ルーティンができてきます。

 典型的なロードサイド発展型の街で、まぁ便利。東京資本の店舗はすべてある。北関東ローカルの名物もある。地元野菜の販売もある。個人商店のパン屋・肉屋もあって、これがおいしい(笑)。

 東北の雪、沖縄の湿気と雨、東京のゲリラ豪雨と比べると、北関東の気候は穏やかで、晴天日が多い。冬タイヤなし・傘なしで暮らせる。

 大手企業の工場がたくさんあって、コロナ禍でも生活が安定している人が多い。子供が多く、街の平均年齢が若い。役所のコロナ対応も早い。

 そんなわけで、老後の生活を考えると、この街を出るのがちょっと惜しいのです。

 

東京って、実は物価は安い

 地方暮らしをしてきての実感です。

 水道光熱費・公共交通・食料品などは、地方の方が高いことが多いんです。例えば電気。都内であれば、東京電力以外にたくさん選択肢があります。自分の生活パターンにあった企業を選ぶと、結構な節約になります。地方だとガスはプロパンが多いですし、水道も、結構高いです。

 仙台のマンションを手放すことにしたのは、東北での生活維持費の高さです。

 良い街ですよ。便利で美味しくて、自然が近くて、野球・サッカー・バスケ・オーケストラのプロ団体があり、図書館なども充実している。ただ、電気・水道・ガスが…、バス・地下鉄が…、固定資産税が…、なんです。仙台時代のマンション固定資産税は約10万円でした。松本のマンションは、同じ広さで半分です。

 東京が高いのは、結局家賃。23区内で暮らそうと思えば、家賃だけで年間100万円前後になる。車の所有は厳しい。災害リスクがあるので持ち家は怖い。

 

でも、地方暮らしは楽しい

 東北勤務以降、あわび・帆立は、買うものではなく「頂くもの」になりました。 

 沖縄勤務時代、1時間も走れば「古宇利島のカフェ」でぼーっとできました。

 関西時代、しんどくなると「尾道」に散歩しに行きました。

 東京生まれといっても、実は「練馬」出身(笑)。「ど根性ガエル」の舞台でリアルタイムを過ごしたので、原風景は田んぼと畑。練馬の生家、後に住んだ世田谷の実家は「井戸水」。そんなわけで、決して都会的な人間ではないのかもしれません。

 

松本での暮らしは

 縁もゆかりもない街への引っ越しです。知り合いもなし。

 でも、生活維持費は今よりも下がるはず。

 物価で言うと、食料品は北関東よりかなり安いです。ありがとうTURUYA(笑)。

 固定資産税、水道光熱費も同様。

 ガソリンは約10~20円高いですが、フィットハイブリッドの燃費(30㎞/ℓ)でカバーしたいと思います。幸い平地で、近所にスーパー・コンビニもあるので、歩きます。

 ついでに言えば、マンションの真裏に「湧き水」もあります。朝、一日分の水を汲む生活になりますね。そして、部屋から北アルプスが見えます。

 原稿仕事には、これが最大の魅力です。

 今日は、とりとめもなく…

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