55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

異なる価値観の「通訳」となること

 「民間~公務員~民間」という経歴から「通訳」をすることが多かったです。

 「通訳」と言っても、外国語ではありません。

 「異文化通訳」です(笑)。

 

 民間企業も公務員も、「貢献」という大きなビジョンは共通しています。

 ただ、「利益を追求する組織」と「国民に仕える組織」とでは、文化やシステムが異なります。

 「最大多数の最大幸福」は、利益を生みやすいです。

 「誰も取り残さない」は、公共の発想です。

 この「前提の違い」が、意見の対立を生んでいるんですよ…。でも「貢献」と言うビジョンは共通ですよ。だから「誰も取り残さず利益を生む方法を、一緒に考えましょう」という「土俵」にあげるのが通訳のミッション(笑)

 

 しんどいのは、通訳を責める人の存在(笑)

 文化や手続きの差異を「何でなんだ」と私に言われても、答えようがないです。

 また、「暗にお断り」という公務員用語・社長言語があるわけで、これを伝えるのがしんどいです(笑)。

 相手をお送りして、こちら側の人間だけになった瞬間、「いい感じだったよね」「成立だよね」と言う人いませんか。

 「暗にお断り」する時ほど「円満」が大事です。

 「円満だっからこそダメなんですよ」。それを伝えると、なぜか私が小一時間責められるというわけで、難しいですね(笑)。

 

 もう一度一緒に働きませんか、正社員でお迎えしますというオファーは大変ありがたいものです。しかし、そこで待っているのは「通訳という役割」なんですね。

 ちょっとしんどいかな(笑)。

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