55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

10年経って思うこと

 大震災の数年前、東北勤務となりました。

 温泉と蕎麦と海の幸に惹かれて仙台にマンションを購入し、その後、震災がやってきました。公務員でしたので、東奔西走の日々でした。11日の朝、出勤時にガソリンを満タンにしていたのが幸運でした。

 

 私の場合は、10年経って言葉になることが多いです。

 東北も、お仕事も離れてしまったので、復興に関しては心残りが多いです。

 心残りというより、罪悪感ですね。

 東北に定住して復興のために働こうと思っていたところ、まさかの東京経由・沖縄異動の辞令が出るという、想定外の人事もありましたし…。

 

 ただ、沖縄で学んだことも大きいです。

 沖縄には、自然の脅威に逆らわないという知恵が根付いていました。

 地震が来たら、津波が想定されたら「逃げる」…これが、自然の脅威に逆らわないということなんですね。そういうことを、風化させず、身近なことと結び付けて伝えていくことが大切だと思っています。

 

 沖縄の人は、戦争について積極的に語りません。

 しかし、沖縄戦の遺構を残し、若者にその歴史を語り継ぐ教育を行っています。

 そういう「沖縄の知恵」からもっと学んだ方が…と思っています。

 言葉ではないものでも、後世にその教訓を伝えるものはあるんですね。

 

 「語り継ぐ」という営みの目的は何か。

 それは、失われずに済んだ命があるはずだから。

 生き残ったことで苦しい思いをしないため。

 福島出身というだけで生きづらさを抱えないため。

 あなたの街が、ずっと地図に残り続けるため。

 

 だから、風化させないという言葉に反感を持たないでください。

 時に向き合うこと、それがあなたの命を守ることにつながると思います。

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