テーマ「早期退職してよかったこと」
早期退職が正解かどうかは、まだわかりません。
ただ、人生にも、思考にも「余白」が生まれたことを実感します。
余白のおかげで、いろいろなことがわかるようになったと感じます。
というわけで、早期退職後の変化をいくつか
目次
noを言わなくなった
組織に所属している時は、noを言うこともありました。
他の人でもできること、容量的に無理なこと、法律や手続き的にまずいことなどは、業務命令であっても「no」を伝えて自分を守ることが必要でした。
しかし、退職した「個人」が「no」と言うと、機会を失うのですね。
法的・能力的に無理なことは無理です。しかし、「他の人でも…」と思うようなことでも、わざわざ私に依頼していただけることは、ありがたく「Yes」を言うようになりました。
いい意味で自分を捨てた
現在は、組織を離れたばかりの「個人初心者」。
組織を離れたことで「利害・立場・過去」に関係なく、物事を見ることができる、価値を見つけることができるのは、とても楽しいです。
一方で初心者に「自分の考え」は求められていないことをわきまえることが大切(笑)
相手の価値観や、自分に求められていることを理解し、それに沿ってお仕事をすることが重要。そのためには、相手の価値観の背景にある「学問・思想・思考」を理解することが必要。
「個性」より「スタンダード」なんですね。
一人で抱え込まない
個人としての自立、相手の理解の先にあるのは「相互理解」。
相互理解がないと個人もないという逆説(笑)。
そういう意味で、web-meetingは、とても有効。リモートワークだからこそ、時間を決め、準備をして、対話ができる。
相互理解を進める・確認するのは「対面」より有効な部分を感じます。
まとめ(個人初心者の心得)
「no」を言わず、いい意味で自分を捨て、相互理解に基づいて物事を進める。
「個人初心者」の心得として記録しておこうと思います。
「柔らかな個人主義」ってこういうことかもしれませんね(笑)