55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

早期退職生活10カ月の振り返り

テーマ「早期退職してよかったこと」

 早期退職が正解かどうかは、まだわかりません。

 ただ、人生にも、思考にも「余白」が生まれたことを実感します。

 余白のおかげで、いろいろなことがわかるようになったと感じます。

 というわけで、早期退職後の変化をいくつか

目次

noを言わなくなった

 組織に所属している時は、noを言うこともありました。

 他の人でもできること、容量的に無理なこと、法律や手続き的にまずいことなどは、業務命令であっても「no」を伝えて自分を守ることが必要でした。

 しかし、退職した「個人」が「no」と言うと、機会を失うのですね。

 法的・能力的に無理なことは無理です。しかし、「他の人でも…」と思うようなことでも、わざわざ私に依頼していただけることは、ありがたく「Yes」を言うようになりました。

いい意味で自分を捨てた

 現在は、組織を離れたばかりの「個人初心者」。

 組織を離れたことで「利害・立場・過去」に関係なく、物事を見ることができる、価値を見つけることができるのは、とても楽しいです。

 一方で初心者に「自分の考え」は求められていないことをわきまえることが大切(笑)

 相手の価値観や、自分に求められていることを理解し、それに沿ってお仕事をすることが重要。そのためには、相手の価値観の背景にある「学問・思想・思考」を理解することが必要。

 「個性」より「スタンダード」なんですね。

一人で抱え込まない

 個人としての自立、相手の理解の先にあるのは「相互理解」。

 相互理解がないと個人もないという逆説(笑)。

 そういう意味で、web-meetingは、とても有効。リモートワークだからこそ、時間を決め、準備をして、対話ができる。

 相互理解を進める・確認するのは「対面」より有効な部分を感じます。

まとめ(個人初心者の心得)

 「no」を言わず、いい意味で自分を捨て、相互理解に基づいて物事を進める。

 「個人初心者」の心得として記録しておこうと思います。

 「柔らかな個人主義」ってこういうことかもしれませんね(笑)

 

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