テーマ「早期退職して10カ月」
社会、組織から距離を置いて過ごすことで、いままでいかに「封建的な価値観」に縛られていたかがよくわかりました(笑)。
目次
古い価値観
今までは「組織・コミュニティ」の規範を守り、その中で最善を尽くすことがモラルでした。
「個人」と言っても、「組織の一員」に過ぎないのですね。
「組織・コミュニティの規範」とは「封建道徳」です。
会社のために働いて給与をもらう、そして会社は社員に忠誠を求める、そういう関係性ですね。
新しい価値観
これからは「市民」であることが求められます。
市民としてグローバルな取り組みに貢献し、個々の多様な視点や発想を尊重し、フォーマルな場だけでなく、私的な場面でも社会的に共有された価値観を構築していくことが求められます。
ここで言う「社会的に共有された価値観」は、「公共倫理・男女平等・相互承認」などになります。これらは「封建社会」から「近代社会」に移行する際に生まれた「新しい価値観」です。
新型コロナウィルスによる社会変化
政府の対応に国民が納得していないという印象があります。
オリンピックの開催もそうですね。
納得していないのは「新しい価値観」の人。
ということは、政府が「古い価値観」ということ。
つまり、日本も「新しい価値観に移行しつつある」ということです。
オリンピック開催国としては「新型コロナウィルスに対する人類の勝利」ではなく、「市民によるグローバル社会の実現」であってほしいのですが…。
新しい価値観による人物評価は始まっている
企業の入社試験、大学の入学試験には、新しい価値観による評価が組み込まれています(笑)。
今年度の大学入試小論文の問題にも、そういう観点を感じます。
そんなことを高校生に伝える今日この頃です。