55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

そもそも選挙・政治の仕組みが「封建制度」のままかも

 「封」には2つ読み方があります。

 「封筒」なら「ふう」、「封建」なら「ほう」。

 「封(ほう)」と読む時は「封=領土」という意味。

 「封建(ほうけん)」は「領土を与えて領主にする」という意味。

 

 「封建制度」は、「ここが自分の領土であることを王が認めてくれる。その代わり領土であることを認めてくれた領主は、王に忠誠を誓う」ということ。

 これは日本の選挙で、「ここが自分の選挙区であることを党が認めてくれる。その代わり立候補者は、公認してくれた党に忠誠を誓う」に極めて近いですね(笑)

 この構造から何とかしないと、日本の政治の仕組みや発想は変わらないかもしれません。

 

 封建制度には「分断」を生む仕組みも内在します。

 何かあった時「領主として認めるか、認めないか」「王に忠誠を誓うか、誓わないか」という選択肢しかありません。常に「2択」です。

 そして「2択」以外の立場を取るものは「敵認定」されます。両方から(笑)。

 賛成か反対か、誓うか誓わないか、認めるか認めないか…それしかない。

 つまり「分断」ですね。

 

 封建的な社会では、「中立」「発展的解決」は「敵認定」されます。

 そういう意味で「賢者」は、今の日本ではおとなしくしていた方がよいかもしれません。アフターコロナの世界で必要な人材を、今使い切ってしまうわけにはいきません。

 本当に大切な人材は、オリンピック、コロナなどには関わらず、未来の準備に専念してほしいと、そう思います。

 

 早期退職してよかったのは、中立の世界にいても敵認定されなくなったこと(笑)

 組織から離れ、封建的思考から離れたことも、穏やかな心を取り戻すことになりました。一方で、自分の中の封建的思考のクセにも気付き、修正を試みているところです。

 そんな今日この頃(笑)

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