テーマ「早期退職後のメンタル」
無職になっても、職業的な意識はなかなか抜けないようです。
職業は、自分の意識・思考・発想を規定します。
しかし、本人がそのことに気付くことは難しいです。
そして、無意識に「ポジショントーク」をしてしまうのですね。
◆人生にも四季がある
社会人の始まり(春)~中堅時代(夏)~おじさん時代(秋)~早期退職(冬)。
つまり現在は冬眠中。山の穴倉に籠って寝てればいいのです。
食べ物と本を手元に置いて眠り続ける…。
現役時代に夢見た生活の実現。とても幸せです。
◆冬眠は20年くらいしても良い
人生80年で四季を一周するなら、冬眠は20年続いても良い。
昔人の「出家」と同じように、俗世間から離れた暮らしで良い。
山で冬眠している熊が、街に現れるのは「混乱」「迷惑」です(笑)。
冬眠中は、せいぜいネットの片隅でじっとしているくらいでいいんですね。
◆冬眠中は「子供」に戻ろう
自分を抑圧・拘束している価値観から解放されようということです。
「デカルト」が「われ思う、故に我あり」と気付いたように。
「答え」を探すだけになった思考から離れ、「問い」に気付くように。
◆運が良ければ、もう一度「春」が来るかも
季節が2周するかどうかは、自分では決められないようです。
いずれ「自分から街に出る」のはやめた方がいいですね(笑)。
ただ、呼ばれたら「春」の始まり。
2度目の春は「×自己主張」「〇要望に応える」「×オリジナリティ」「〇フォーマル」。当たり前のことを大切に。
◆年を取ったら大切なのは…
「君子の発想」と「機嫌よく暮らすこと」ですね。
実践の伴わない批判は「未来」をつぶします(笑)
やはり「古典文学は未来を照らす存在」「人生の羅針盤」なのですね。
「三省」するように「日本や中国の古典文学」を読み直す暮らしも冬眠生活の一部です。
という、今日はとりとめもないつぶやきで。
写真は「次の炊飯器調理」の目標。骨付き肉を煮込むです。