55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

退職9カ月目の振り返り

テーマ「12月の振り返り」

 少し早いのですが、12月の振り返り。

 言葉になった段階で書いておきたいと思います。

 結論は「アップデート」ではなく「OSの入れ替え」ということです。

◆目次

早期退職前の想定と、退職後の心境の変化

早期退職前の想定

 全国を旅行しながら、終の棲家を探す。

 お仕事はしないけれど、お仕事の内容については学び直しを進め、大学院への進学も考える。

 修士を取ったら、昔の仲間の手伝いなどのサポートでもできれば幸い。

 という考えでした。現状のアップデートですね。

 

早期退職後の心境の変化(9月頃から

 新型コロナによる社会変化に逆らうことは不可能で、かつ長期化が予想される。

 ついては、退職前に想定していたライフプランは変更し、終の棲家の購入も進める。

 過去のアップデートよりも、数学、FPなど新しい学びを優先する。

 一方で、今までの経験を活かしたお仕事は引き受け、小遣い稼ぎをする。

 

早期退職のマインドセット

早期退職で失ったもの

 退職前は、自分の専門性を磨き直すつもりでした。

 しかし、新型コロナによる社会変化は、現場を離れた人間が追いつくことができない規模とスピードを持っていると感じました。

 つまり、早期退職によって、私は自己の専門性や価値を高める機会を失ったのです。

 これは、大きな挫折感・喪失感になりました。

 

早期退職してよかったのは「自分と素直に向き合う時間」の存在

 自問自答の結論は「新しいこと」を始めよう。

 ・無知から避けてきた「数学」「金融」「投資」を学び「老後の自助能力」を高める。

 ・今までの経験と知識は「小遣い程度の稼ぎ」「学習支援ボランティア」で活用する。

 これらは「アップデート」ではなく「OSの入れ替え」ですね。

 負の感情からの解放、自分の機嫌を取ることは、OSの入れ替えの意識から可能になりました。

 

まとめ(OSの入れ替え)

1,早期退職前の「想定」は狂うこともある

2,「アップデート」だけでは対応できない未来もある

3,「OSの入れ替え」という発想の存在を知っておくといいかも

4,「OSの入れ替え」は「内発的」なので、時間の流れに心身を委ねることが大切

 

 老後は、良い意味で「受身」なことが大切。

 適当な表現を探すならば「中動態」かもしれません。

 中国思想の「中庸の精神」も近い感覚です。

 やはり「古典から生き方を学ぶこと」って大事ですね。

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      (昔の行きつけの店の一品「えんがわのユッケ」です)