テーマ「12月の振り返り」
少し早いのですが、12月の振り返り。
言葉になった段階で書いておきたいと思います。
結論は「アップデート」ではなく「OSの入れ替え」ということです。
◆目次
早期退職前の想定と、退職後の心境の変化
◆早期退職前の想定
全国を旅行しながら、終の棲家を探す。
お仕事はしないけれど、お仕事の内容については学び直しを進め、大学院への進学も考える。
修士を取ったら、昔の仲間の手伝いなどのサポートでもできれば幸い。
という考えでした。現状のアップデートですね。
◆早期退職後の心境の変化(9月頃から)
新型コロナによる社会変化に逆らうことは不可能で、かつ長期化が予想される。
ついては、退職前に想定していたライフプランは変更し、終の棲家の購入も進める。
過去のアップデートよりも、数学、FPなど新しい学びを優先する。
一方で、今までの経験を活かしたお仕事は引き受け、小遣い稼ぎをする。
◆早期退職で失ったもの
退職前は、自分の専門性を磨き直すつもりでした。
しかし、新型コロナによる社会変化は、現場を離れた人間が追いつくことができない規模とスピードを持っていると感じました。
つまり、早期退職によって、私は自己の専門性や価値を高める機会を失ったのです。
これは、大きな挫折感・喪失感になりました。
◆早期退職してよかったのは「自分と素直に向き合う時間」の存在
自問自答の結論は「新しいこと」を始めよう。
・無知から避けてきた「数学」「金融」「投資」を学び「老後の自助能力」を高める。
・今までの経験と知識は「小遣い程度の稼ぎ」「学習支援ボランティア」で活用する。
これらは「アップデート」ではなく「OSの入れ替え」ですね。
負の感情からの解放、自分の機嫌を取ることは、OSの入れ替えの意識から可能になりました。
まとめ(OSの入れ替え)
1,早期退職前の「想定」は狂うこともある
2,「アップデート」だけでは対応できない未来もある
3,「OSの入れ替え」という発想の存在を知っておくといいかも
4,「OSの入れ替え」は「内発的」なので、時間の流れに心身を委ねることが大切
老後は、良い意味で「受身」なことが大切。
適当な表現を探すならば「中動態」かもしれません。
中国思想の「中庸の精神」も近い感覚です。
やはり「古典から生き方を学ぶこと」って大事ですね。
(昔の行きつけの店の一品「えんがわのユッケ」です)