テーマ「早期退職とお金のこと」
早期退職後に「再就職」し、「会社員」として給与をもらうのは結構たいへん。
過去の経験が評価されることはあまりなく、年齢の壁もたちはだかり、退職前と同じ仕事に就くのは結構大変なようです。
早期退職すると「社員」ではなくなります。退職後の人生は「個人」のもの。
その自由とリスクについて考えてみました。
◆目次
早期退職者の再就職(現実編)
◆退職前と同じ仕事を続けるのは難しい
そこそこニッチな専門職だった私の実体験。
「いざとなれば専門性や経験を活かして再就職」は楽天的な思い込み。
現実は「同点なら若い人」「経験よりポテンシャル」が採用基準。
年齢制限で応募すらできないこともあります。
◆退職前の給与に近い報酬を求めるのは幻想
採用されても給与は「会社の初任給・最低時給」から再スタート。
スカウトや引き抜きで契約書を交わすレベルのビジネスマンなら、年齢・実績が加味されるでしょう。
しかし、普通のサラリーマンの再就職は「初任給・最低時給」から再スタートです。
◆退職後の「無職期間」が長いと不利
採用は「新卒」が強いのと同じ。
早期退職から再就職を考えているなら、在職中に進めておくという矛盾が…。
早期就職者の再就職(楽観編)
◆第二の人生を始めるというマインドセットで
過去のことは一度リセットした方がいいかも。
経験に頼らず「新しい仕事」に挑戦してみては。
◆新しいスキルを学ぶ
「新しい仕事」「新しいスキル」を学ぶのは楽しいもの。
学校で、若い人に交じって基礎から学ぶのも良いものです。
そこに抵抗を感じるなら通信課程の利用があります。最近は「学びもリモート」ですからね。
◆最初の報酬は低くても10年後には…
50歳で早期退職し、2年間新しいスキルを学び、53歳で新しい仕事に就いたとします。
新しい仕事も10年継続すれば、その経験・信頼は収入に反映されるはず。
63歳の収入をイメージすることがモチベーションになります。
「学び」は人生の転機をもたらす
◆最近、運気が良くなり「お仕事」が舞い込みました👇
ojisann5560.hatenadiary.com
報酬は最低価格からのスタートですが、専門性を学び直し、新しいスキルを学ぶ機会をいただいたことが最大の報酬だと感じています。
再確認したのは「求められていることに応える」「過去の経験にとらわれて自分を主張しない」「信頼と継続」の3つ。心掛けたいと思います。
◆新しい学びは、人生を変えてくれる機会をもたらす
早期退職後に始めた「数学の学び直し」「ファイナンシャルプランナーの勉強」は、高校の先生のお手伝いで役に立っています。
大学入試小論文では、図表・グラフの読み取りが求められます。図表やグラフを「数学の言葉」で観察・分析できるので助かっています。また、「キャリア教育」に「FP」は新しい視点を与えてくれます。
「学び」が人生を変えてくれるのは、本当みたいです(笑)。
まとめ(早期退職からの再就職には)
・過去を活かすだけでなく、新しいことへの挑戦も視野に入れる
・退職後は「学び直し」「新しい学び」の時間を確保する
・報酬にキャリアは反映されないことを受け容れる
・依頼先からの信頼・継続を心がけ、10年後の自分をモチベーションに
(雲の上はいつも快晴です)