テーマ「早期退職とお金のこと(その4)」
「賃貸vs持ち家」「一戸建てvsマンション」「新築vs中古」など、不動産には「正解のない問い」があります。
今回は「早期退職×年250万円×年金受給まで無収入」という前提から「一つの答え」を提案したいと思います。
👇前回「年250万円で余裕のある暮らしをするためには」の続きです👇
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◆目次
結論「持ち家×中古マンション×リフォーム」
早期退職後、年金受給まで無収入なら「持ち家」を提案します。
以下、その理由、根拠となった体験を記します。
理由1、早期退職資金を貯めたのは「持ち家時代」だった
◆思えば、早期退職資金は「持ち家時代」にできたもの
・住宅費が年46万円(管理費など月3万円+固定資産税10万円)
・住宅ローン減税×繰り上げ返済
・売却時、立地の良さで購入時より高く売れた
というわけで「持ち家」(中古マンション)で暮らした12年間の住宅費は実質100万円程度。加えて「断捨離」「月16万円生活」など、意識的な資金形成も進めることができました。
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◆早期退職後のためだけでなく、資金形成のためにも持ち家をオススメ
・上に書いてある通り。
・ローンの完済で、人生から住宅経費をなくしましょう。
理由2、賃貸×早期退職だと「家賃+年金・保険・税金」で年120万円以上かかる
◆生活費「年250万円」の半分が「家賃+年金・保険・税金」で消える
・年金・保険・税金→年50~60万円(私の場合)
・賃貸家賃 →年70万円(私の場合)
◆サラリーマン時代、早期退職を意識して「月16万円生活」を身に付けましたが…
サラリーマンは源泉徴収なので、「月16万円」には「年金・保険・税金」が含まれていません(これに気付くのが遅かった。無知と思い込みは危険です)。
早期退職前の「月16万円×12ヶ月=年192万円」という計算は大間違い!
正解は「192万円+50~60万円=年約250万円」。これが生活費の総額!
理由3、持ち家による効果
来年4月から「持ち家生活」になります(中古マンション購入予定)。
賃貸で10年暮らせば家賃で約700万円+α。であれば1,000万円で購入し、10年暮らして500万円で売却した方がお得。加えて、購入物件の立地、ランニングコストから以下の効果も期待しています。
◆住宅費負担の減少
・賃貸家賃から、マンション管理費、修繕積立費になる
・「賃貸」年間約70万円 →「持ち家」年間約40万円に減少
◆生活利便性の向上
・車生活から徒歩生活へ(スーパー、最寄り駅、図書館が徒歩圏内)
・生活費の軽減(中部電力×都市ガスの実現)
◆リフォーム
・理想の暮らしの実現(定住もあり)
・資産価値の付加 (売却もあり)
◆定住
・徒歩5分圏内にイオン・西友・バス停があるので、車なし生活も可能
・築年数も許容範囲なので、ここで死ねるかもしれません(笑)
◆65歳段階での資産残額
・2,000~3,000万円と計算しています。
上記の多くは「賃貸」だと実現が難しいもの
「持ち家のメリット」は生活に「余裕」を産みます
まとめ(年250万円で余裕のある早期退職生活をするためには)
1、現役時代に「持ち家」を確保しておく
2、ローンを完済し無借金状態にしておく
3、年金・保険・税金の知識を持つ(ファイナンシャルプランナー3級程度)
という個人的ご提案。
早期退職、アーリーリタイアをお考えの方の「たたき台」になれば幸いです
しかし、こうして考えてみると「早期退職のハードル」は結構高いですね
島原鉄道「国見駅」です