55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

稼ぐ力、貯める工夫

テーマ「早期退職をしてわかってきたこと」

 宝くじが当たったわけでもなく、投資の経験もない。

 年収1,000万円に達したこともなく、転職すると所得は下がりました。

 それでもリタイアできたのは「貯める工夫」。

 ただし、リタイアしたら「稼ぐ力」が必要のようです。

 

◆目次

 

若い頃の金遣いは荒かったかも

 バブル時代に社会人になりました。

 酒・煙草は嗜みませんが、書籍とCDには惜しみなくつぎ込みました。B級グルメの食べ歩きは、サイズの大きな服への買い替えという副産物を生みました。

 「転勤×地方都市暮らし」ですから自家用車も必要でしたし、冠婚葬祭のお付き合いも多かったです。毎週末結婚式…はつらかったですね。

 

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          本文と写真はちょっと関係します

     こちら、行きつけの居酒屋でいつも頼んでいた「〆のお寿司」

貯める工夫

 貯めることを意識したのは早期退職を考え始めたアラフォーの頃。

 ただし、「毎月〇万円貯める」だと「貯める苦しみ」が生じやすいです。目標達成できないと自分を責めますし、イライラして心の安定を失います。 

 そこで「毎月〇万円以内で生活する」を目標とし「余った金額を貯蓄」という発想でスタートしました。

 加えて、目標以内で生活できなくても自分を責めない。季節によって電気代は上下しますし、衣類・家電などの買い替えが必要な時もあります。惜しんではいけない出費もあります。

 肝心なのは「目標以内で済んだ月」「出費オーバーとなった月」それぞれの「要因」をつかむことでした。そうすることで「節約の楽しみ」「節約とケチの違い」が生まれます。

 この「節約の楽しみ」はこんなことにもつながりました

 

◆断捨離

 モノに溢れた生活をしているから、モノが増える。自覚のない出費が増えるのですね。

 モノを減らせば、暮らしはシンプルになる。出費は自然に減少します。

◆節約家電への買い替え

 「寒冷地エアコン」にしました。これで冬の暖房もエアコンのみでOK。

 灯油ストーブは断捨離。省エネ型なので電気代も下がり2年で元が取れました。

 こんな生活でも、十数年継続すればそこそこ貯まり、この春早期退職となりました。

◆朝の散歩

 多忙な日々、仕事のノルマは心の余裕を奪います。

 朝の散歩で「季節」を感じましょう。

 季節を感じることで「心」を柔らかくできます。

 

稼ぐ力

 早期退職してみると、今度は「稼ぐことの難しさ」に直面します。

 ここまで「貯めた」だけで、「稼ぎはサラリーマンの給与」に過ぎません。

 自力では1円も稼いでいないのです。

 よく「社会経験のためにアルバイトを」と言います。大事なことでしょう。しかし、これは「時間給で設定された給与」に過ぎません。

 「稼ぐ」とは、「0から自力で収入を作る」こと。

 早期退職するなら、「稼ぐ力」を身に付けておいた方が良いですね。

 そして「稼ぐこと」を、学校・地域・会社はもっと奨励し、実践・応援・教育することが必要とつくづく思います。現在の政権は「自助」を求めていますしね(苦笑)。

 

 まず「100円稼いでみること」からですね。

 少しずつ、未来が見えてきました。

 節約を楽しみつつ、稼ぎを学ぶです。