テーマ「早期退職をしてわかってきたこと」
宝くじが当たったわけでもなく、投資の経験もない。
年収1,000万円に達したこともなく、転職すると所得は下がりました。
それでもリタイアできたのは「貯める工夫」。
ただし、リタイアしたら「稼ぐ力」が必要のようです。
◆目次
若い頃の金遣いは荒かったかも
バブル時代に社会人になりました。
酒・煙草は嗜みませんが、書籍とCDには惜しみなくつぎ込みました。B級グルメの食べ歩きは、サイズの大きな服への買い替えという副産物を生みました。
「転勤×地方都市暮らし」ですから自家用車も必要でしたし、冠婚葬祭のお付き合いも多かったです。毎週末結婚式…はつらかったですね。
本文と写真はちょっと関係します
こちら、行きつけの居酒屋でいつも頼んでいた「〆のお寿司」
貯める工夫
貯めることを意識したのは早期退職を考え始めたアラフォーの頃。
ただし、「毎月〇万円貯める」だと「貯める苦しみ」が生じやすいです。目標達成できないと自分を責めますし、イライラして心の安定を失います。
そこで「毎月〇万円以内で生活する」を目標とし「余った金額を貯蓄」という発想でスタートしました。
加えて、目標以内で生活できなくても自分を責めない。季節によって電気代は上下しますし、衣類・家電などの買い替えが必要な時もあります。惜しんではいけない出費もあります。
肝心なのは「目標以内で済んだ月」「出費オーバーとなった月」それぞれの「要因」をつかむことでした。そうすることで「節約の楽しみ」「節約とケチの違い」が生まれます。
この「節約の楽しみ」はこんなことにもつながりました
◆断捨離
モノに溢れた生活をしているから、モノが増える。自覚のない出費が増えるのですね。
モノを減らせば、暮らしはシンプルになる。出費は自然に減少します。
◆節約家電への買い替え
「寒冷地エアコン」にしました。これで冬の暖房もエアコンのみでOK。
灯油ストーブは断捨離。省エネ型なので電気代も下がり2年で元が取れました。
こんな生活でも、十数年継続すればそこそこ貯まり、この春早期退職となりました。
◆朝の散歩
多忙な日々、仕事のノルマは心の余裕を奪います。
朝の散歩で「季節」を感じましょう。
季節を感じることで「心」を柔らかくできます。
稼ぐ力
早期退職してみると、今度は「稼ぐことの難しさ」に直面します。
ここまで「貯めた」だけで、「稼ぎはサラリーマンの給与」に過ぎません。
自力では1円も稼いでいないのです。
よく「社会経験のためにアルバイトを」と言います。大事なことでしょう。しかし、これは「時間給で設定された給与」に過ぎません。
「稼ぐ」とは、「0から自力で収入を作る」こと。
早期退職するなら、「稼ぐ力」を身に付けておいた方が良いですね。
そして「稼ぐこと」を、学校・地域・会社はもっと奨励し、実践・応援・教育することが必要とつくづく思います。現在の政権は「自助」を求めていますしね(苦笑)。
まず「100円稼いでみること」からですね。
少しずつ、未来が見えてきました。
節約を楽しみつつ、稼ぎを学ぶです。