55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

Go to Travel キャンペーン?

テーマ「リタイア世代への恩恵?」

 旅行が好きです。

 とは言え、学生時代は時間があってもお金がなく、社会人になるとお金があっても時間がない。退職すれば、時間も少しばかりのお金も…と思ったのですが、そんな時に自粛生活。ところが、ここに来て「新型コロナ支援としての旅行キャンペーン」が始まっています。

◆目次

 

Go to Travel

 Yahoo Travelなどのサイトも見ましたが、現段階では「Coming Soon」です。

 所轄である観光庁のHPのリンクが貼ってあるか、その文章が引用されているだけで、予約の方法や該当する施設などは公開されていません。ちなみに、宿泊施設を経営している知り合いからは「こっちも何も聞いていないんだよ」とのこと。どうなるんでしょうかね??

 

宿泊費半額割引(県内在住者限定が多い)

 こちらは先月から実施され、「じゃらん」などの旅行サイトに「クーポン券」が提示されています。

 県内在住者限定プランが多いです。例えば、群馬県民が群馬県内の宿泊施設を利用する場合に「半額」になるということ。手続きは「サイト内にあるクーポン券」を使っての予約。ただし「クーポン」は先着順。定数に達するとキャンペーンは終了。

 これは自治体による観光支援ですね。

 

その他には…

 JR東日本の「大人の休日俱楽部」(50歳以上)には、会員限定切符があります。

 その一つに「北海道全域+JR東日本全域乗り放題26500円(5日間)」があります。期間限定で年に3回発売。これを利用して出掛けると「東京発5日間の北海道・東北旅行」の足は「新幹線から特急列車まで26,500円で乗り放題」になります。例年6・12・1月に実施ですが、今年の6月は中止。代替は9月のようです。

 一般の方には「えきねっと」による「半額」があります。例えば「新幹線利用の東京~仙台」が半額(片道約5,000円少し)になります(これは長距離バスの経営圧迫するような気がしますが…)。

 JAL先割だと10月が底値の区間が多く、例えば「羽田~鹿児島」は5,000円、「羽田~釧路」は8,100円です。

 一方で高速道路の「ETC周遊割引」は、一部を除き引き続き申込停止中です。

 

余裕あるリタイア世代への恩恵?

 旅行好きには「毎年必ず行く場所」「これから行きたい場所」「久しぶりに行きたい場所」「実際に見たい景色」「一度は泊まってみたい宿」「浸かってみたい温泉」「食べたいもの」があります。

 それらが「半額」となれば、それは行きたくなります。しかも、現役時代に叶わなかった「オフシーズンの平日」に出掛けることが出来るのです。

 そう「現役時代には叶わなかった夢の実現」なんです。つまり、一番頑張っている現役世代とそのご家族がこのキャンペーンの恩恵を受けることは難しいと感じます。「夏休みの帰省に使えば…」と言っても、そもそも「帰省を控える状況」です。子供の夏休みは短くなっていますし、大人も「夏の勤務シフト」は例年以上に不透明でしょう。

 つまりこの施策、「現役世代への還元」より「余裕のあるリタイア世代への恩恵」の方が大きいと感じます。

 

旅のリスク

 移動中はマスク着用。列車・バス・徒歩どんな場面でもですね。消毒液の持参も必要かも。食事がバイキングの場合、取りに行く時は「マスク・手袋」着用で。温泉は空いていることを祈りましょう。外食の場合はあまり長居せず、理想はテイクアウトをお部屋で。…そう考えると、部屋風呂・部屋食の高級な旅になりそう(笑)。

 それでも「もしも」の場合に備えて移動経路・訪問箇所などはしっかり記録。「自分が感染源」「自分が感染者と接触」両方の可能性を想定しての行動が求められます。

 で、そこまでして旅に出たいかというと、私はパスかな。

 

 東日本大震災の経験者として、全国の方が被災地を訪問してくれたことが復興の大きな力になったことに、いつも感謝しています。その恩返しをと言う思いは強くあります。しかし、もし私が感染者だった場合、宿泊先、訪問先に致命的なダメージを与えることは間違いありません。

 今は、被災地への寄付、ふるさと納税で少しでもと思っています。