55歳で退職したおじさんのブログ

投資・副業・役職経験のない平凡なサラリーマンでした。贅沢しなければ辞めても暮らせる程度に貯まったので早期退職。「健康で文化的なビンボー生活」を楽しみつつ、旅行、沖縄、小説、アーリーリタイア、健康、メンタルヘルス、シニア、ライフスタイル、不動産購入、ブログ、日々の暮らしなど記していきます。

Blog初心者の振り返り

テーマ「outputによる心の整理」

 Blogを書き始めて2か月、初心者です。

 Blogは有益な情報の発信・共有という役割を持ちますが、こちらは私的日記に過ぎない内容になっています。申し訳ない。それでも、先月だけで500以上のアクセスがありました。SNSとの連携のない、個人の日記にアクセスして頂いた方々、☆を付けて頂いた方々に感謝申し上げます。

 

◆目次

とりあえず可能な限り毎日書いてみようが始まり

 職業柄、「書類」は随分書きましたが、自分のことを人に伝えるための文章の経験はありません。まして、自分の感情を文字化して公開という機会はほぼありません。文字にしてきたのは「記録」です。

 そんな私が、早期退職を機に書いてみようと思ったきっかけは、この一冊

 「声をなくして」(永沢光雄

  声をなくして

 病気のため、発声などいくつかの身体機能を失った筆者の日常を記した作品です。

 外出もままならなくなった身体で自宅療養を送る日々。それでも毎日何かを感じ、何かが起こり、何かをしている…。

 そんな筆者の境遇を、自分の早期退職の日々で追体験してみようと思ったのです。

  

書くことの難しさ

 過去の記事を読み返すと、自分でもひどい文章で反省しきりです。

 難しいのは大きく3つ

 ・思いはあっても、それを言語化するまで分析・探究・意識化できていない。

 ・人に伝えるという意識が弱い、また伝えるための表現力もない。

 ・思考が、近視眼的二項対立にとらわれているため、迷う、悩む、自己肯定感が下がる

 

書くことの楽しみ

 Outputによる気づきです。

 最近になって、書くことによって意識化されること、気づくこと、理解できることが少しずつ出てきました。また、二項対立から離れ、俯瞰的視野を取り戻しつつあります。

 忘れていた感覚が戻って来た感じです。

 現役時代に否定されていた部分、結果を出すために敢えて自分を殺していたことなどの抑圧から解放されたのでしょう。これは、瀧本哲史氏や橘玲氏の著作の再読による影響かもしれません。

「読まなくてもいい本」の読書案内 ──知の最前線を5日間で探検する (ちくま文庫)君に友だちはいらない僕は君たちに武器を配りたい

 

 「読むこと」「書くこと」で、散らばっていた経験、知識、思考が再構築されていくというのが実感です。もちろん、その過程で、自分自身に内在する矛盾、ブレに気付いて落ち込むこともしばしばです。しかし、そこをもう少し掘り下げ、俯瞰的に整理することで、自分自身だけでなく、世の中の理解も深まります。

 これが「早期退職してわかること」「現場を離れて気付くこと」の中心になります。

 

書き続けてみたいと思います

 文章の形を整える工夫が必要です。

 ただ、それにとらわれて思考や発想が停滞するのは本意ではない感じがします。思いつくままに、ある意味で「吐き出すこと」を優先した文章で進めることをお許しください。

 頭の中には、沖縄のこと、時代の変化のこと、早期退職を考えている人のこと、などなど、いろいろネタはあります。特に好きな小説や作家の跡を辿る文学散歩も残しておきたいと考えています。少しずつ言葉にしていこうと思います(ただ、旅行の類はまだ先になりますが…)。

 

 今、目指しているのは「無為な時間を過ごす幸福」なのかもしれません。

 仕事・結果・利害から離れて過ごすことで、人間関係・過去・習慣から解放された自分の内面を見直してみたいと思います。