テーマ「電子制御シフトで戸惑ったこと」
この4月、ハイブリッド車を購入しました。
実は、ハイブリッド車を運転するのは初めて。レンタカーでもハイブリッド車に出会ったことはありません。初めての車でちょっと戸惑ったのは、シフト操作です。
AT車のシフトレバーと言えばこんな感じ
ちなみに、私が好きだったのは「ストリーム(ホンダ)」のシフト。
ATなのですが自由に変速が可能で、マニュアル感覚で運転できる楽しい車でした。
ストリームでは、右手はハンドル、左手はシフトレバーでした。
この姿勢、結構落ち着くんですね。
フィット3のシフトはこれ
電子制御です。このシフトには様々な名称があるようですが…。
シフトレバーは、動かしても中央の位置に戻ります。
動作はインパネで確認します。
電子制御シフトへの違和感
納車の際、「慣れるまで慎重に、意識して操作してください」と言われました。
今までだと「P~D」にする動作が「ギアが入る」という感覚と連動していました。バックも「Rに入れる」、駐車も「Pに入れる」という身体感覚がありました。
しかし、そういう身体感覚がなくなります。
強いて言えば「P」が「ボタンを押す」という感覚で残るくらい。
コンビニエンスストアで「前向き駐車」した時です。
再発進は「バック」ですね。
「バックのためのシフト操作」は「右~前」で「R」に入ります。
「バック」のためのシフト操作が、「前」なのです。
車は後ろ、シフトは前。「車の進行方向」と「シフト操作」は「逆」です。
ちなみに、今までのシフトの感覚だと「P」から一つ引いて「R」に入ります。
「バック」のためのシフト操作は「後ろ」です。
車は後ろ、シフトも後ろ。「車の進行方向」と「シフト操作」は「同じ」です。
ヒヤリハットの瞬間は、もうおわかりと思います。
「バック」しようとして、シフト操作も「後ろ」にしていたのです。
「バックと同じ方向にシフト操作」すると、ギアは「D」に入ります。
前向き駐車からのコンビニ攻撃態勢、準備完了です
その後も、無意識に「車の進行方向にシフト操作してしまう」ことが数度ありました。前進しようとして「R」もあります。
技術の進化が、古い人間のシフト操作のミスを誘うのです。
もちろん、技術の進化に罪はなく、ついていけない古い人間がいけないのです。
先を急がず、安全運転を心掛けたいと思います。