テーマ「私が株・投資に手を出さない理由」
サラリーマンでしたから、副業は禁止で、給与は年功序列体系です。早期退職のための資金形成を考えても、収入を劇的に増やすことはできません。
友人のファイナンシャルプランナーにそんなことを愚痴ると「お金がお金を生む工夫をしなさい」と口酸っぱく言います。少しだけ勉強したり、試みた時期もあるのですが、今は辞めています。
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早期退職している人々を眺めてみると
ネット上に早期退職した人はたくさんいます。
個人的な独断と偏見ですが、そういう人々には「金融系にお勤めの経験」という共通項を感じます。ブログやHPを拝見すると時々お金系の記事があって、学ぶことも多いです。しかし、安易に手を出さないようにしています。それは…
そもそも知識も経験もない
私はマージャンや競馬などのギャンブルをしません。楽しそうだなと思うのですが、そういうことを「覚える時期」に、別なことに夢中で覚える機会を逸しました。株や投資も同様です。
バブル時代に就職しましたから、株・不動産投資はやらなきゃ損という空気に満ちていました。しかし、私の仕事は金融・不動産とは程遠く、そのまま年月が過ぎ、それでも、ちょっと勉強しようと思ったら「リーマンショック」がやってきました。確かに、勉強になりました(泣)。
世界経済の流れを俯瞰してみると
改めて経済や金融の動きを俯瞰してみると「怖い」「素人には無理」と思うことばかりです。例えば…
2007年パリバショック。
・その直後 NYダウ平均は最高値を更新
2008年リーマンショック
2020年新型コロナウィルス流行
・株価下落の直後、再びNYダウ平均が最高値を更新
これから「afterコロナへの世界再編」が進むと感じています。この時「世界経済ババ抜きゲーム」が始まります。そして、どこかの国の誰かが「ババを引かされる」はずです。これは「バブルの崩壊」を見てきた世代の、個人的な考えに過ぎません。しかし、だからこそ手を出す勇気が出ません。
現在、日本企業の営業利益はコロナの影響で30%以上ダウンしています。しかし、株価だけは回復しています。いつか来た道のような、そうでもないような…
ちなみに2015年、公務員共済年金が廃止になった時、iDeCo(iDeCo自体は2001年からスタートしています)の加入を職場から強力に勧められました。なぜ、国は国民に対して株への投資を勧めるのでしょうかね??
私は、ローリスク・ローリターンな暮らしを続けるつもりです。
もし、私に何かの「価値」があれば、少しお仕事=収入があるかもしれませんが、なければフェイドアウト、それもまた人生です。